エンタープライズアプリケーション志向

成功は気づきと行動から生まれる。

大規模なシステム構築時のポイント

2008年02月27日 23時47分27秒 | IT
やっとmixiやモバゲーのような1日に何百万アクセスがあるサイトの
システムをどう構築するかが理解できてきた。

ポイントは3つ。
・Webサーバの負荷分散
・DBサーバの負荷分散
・サーバのハードウェア故障が起きた場合の対応

Webサーバはセッションの共有の問題があったけど、
セッションをDBに保存することで解決。
アップロードされたファイルも同様。バイナリ形式でDBに保存。

DBサーバはレプリケーションすると
マスタ、スレーブで分かれるが、
更新系クエリが1極集中してしまう問題があったけど、
マスタを分割することで解決。

ハードウェア故障が起きたサーバは
負荷分散で割り振る対象から外す。
しかも、割り振る対象をDBで管理しておけば、
外す時はUPDATE文一発。

しかし、まだWebアプリケーションのバージョンアップを
サイト自体は無停止で、ユーザに迷惑をかけることなく
行う方法がわからない…

レスポンスは落ちるけど、システムを半分に分割して、
一時的に片方のみにアクセスを許可して、
もう片方でバージョンアップをして、
その逆をやればできる…か?
単純にやるとDBのレプリケーションがうまくいかない気がする。

感想文:不機嫌な職場

2008年02月24日 17時14分52秒 | 感想文
タイトルからは、不機嫌になる職場の具体例を上げて、
おもしろおかしく話が展開されるのかと思いきや、
全然、そんなことはなくもっと堅めの話でした。

社会心理学、社会交換学、社会認知学のような言葉が
出てきて、マジメな内容。

本書は実際に現場からの視点ではなく、
アカデミックな視点、
企業の職場を研究者的な目線で分析する内容です。

読んでいて「おぉ!」と思うことはありませんが、
自分の職場に照らし合わせて読むと
思うこともあり、なかなか考えさせられる本でした。

それにしても、ギスギスした職場は自分の場所だけではなく、
日本全体に蔓延している病気みたいですね。

上は下が悪いと言い
下は上が悪いと言う

状況を改善するには、互いが歩み寄り、協力するしかないと思うのですが、
上は下を一方的に評価する立場なので、 やはり上が有利。
(下が上を評価する仕組みがある会社もある)
結果的に下が一方的に奉仕せざるを得ない状況に追い込まれる。
それが目に見えてるから、ハナから期待しない下。

そんな負のスパイラルはよくある話…

願わくば、楽しい職場で働きたいものですね。