goo blog サービス終了のお知らせ 

[pat!] 春待ちかわら版web

人形劇団プーク劇団員による自主公演「pat!」◆2010/3/6-7◆@プーク人形劇場◆満員御礼にて終了!!◆

地母神

2010年03月01日 | ひとり芝居 アパートメント
今回の人形のモデル「イシュタル」も含まれるが、世界中に存在する地母神(グレートマザー)を調べていて面白いのは各国共通で「豊穣」や「出産」「性愛」などのさもありなんなジャンルの庇護者でありつつ同時に「火、破壊」などの過激なパート担当でもあるということ。日本だとイザナミかな。

「火や災害」はまあこじつけアーシーであるとしても、「破壊、戦乱」となるとなんでかな?と思ってた。

イシュタルを受け取った人形遣はその辺関係なく見た目、感じた目で勝手にキャラを膨らませて行く主旨なのだが、図らずも「母」というキーワードを含む芝居を紡いでいたり、使い勝手の違う人形にイラついたり雑事に煩わされて集中できず、人形を八つ当たり気味に乱暴な扱いしたりしているのを見ると、ああ、これで母になる生物は破壊も司るわけね、と納得。
産み、かつ奪う。なるほど、母だ。

普段から農耕、土、母性の体現者である人形遣小原美紗はきっと潜在的に色気も破壊願望も秘めているということだろう。
地母神イシュタル、委ねて安心。

女、ってことだ。
好きにして。

魂の入った本体は会場で。カラーデザインを公開しとく。

◎じ

最新の画像もっと見る