ブラックシアター。
人形劇に関わり始めた人間は、かならずやってみたくなる「黒の劇場」
黒い世界の中に、物体だけが浮きあがる、幻想的な舞台。
今回のブラックシアター3部作は、黒の劇場のブラック…
かとおもいきや、純粋に「黒の劇場」というわけでもなく、
ブラックライトも登場したり、
中身もちょっと(?)ブラック(??)だったりして。
いろんな意味でブラックシアター…ということなのかと、受け取りま . . . 本文を読む
当初から周りのみなさんから「舞台経験のない制作と美術の新人が本当に出来るのか?」とご心配を受けていました。
まさに演出に星野さんがいなかったら、どういう事になっていたのか、またベテランの俳優の人達にケコミの裏で助けて頂かなかったら、どうなっていたのか、恐ろしい気がします。
訳も解らず無我夢中でカチカチになっているときに、「お前は全然周りを見ていない。自分一人でやっていると思っている!」と言って下さ . . . 本文を読む
この小品の印象は、企画者が当初意図したものとのズレや、演出本人の自覚はこの際おいといて、やはり「美術畑出身の演出家の作品だったな」という事かな。
プロップやセットの仕掛け一発で見せ切ってしまおうという勇気だか蛮勇。そこが成功しなければ物語すら見えないという危険な作品。役者の技術や情緒に走った脚本に逃げられない人形劇。
結果、玉砕の感アリ。
人形役者のスキル、そこには「段取り」や「仕掛け」も含まれる . . . 本文を読む
アトリエに大ベテランの美術家:星野毅が現れた!
今回は「ブラックシアター3部作」の演出をしている。
プークでは数々の作品の美術、演出を担当し、文句なしにプークの屋台骨を支えてきた美術家だ。
この作品に出演する大崎は、普段は俳優ではなく、制作の仕事をしている。
演じる事、人形を遣う事、観衆の目にさらされる事・・・。pat! 出演者の中では、一番大きな山にトライしているのではないだろうか。日々演出に . . . 本文を読む
田無アトリエで大崎が稽古しています。
何かを必死で表現しようとしているようです。
覚悟は見えます。
客席の一番奥に届くまで、追求して欲しいと思います。
今なぜ、これを、この人形でやるのか。それは大崎の、演出星野氏の脳内にだけあるのでしょうか。
人形を作った(ている)美術家の声を聞きたい。
Pat!だから。
◎じ
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