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[pat!] 春待ちかわら版web

人形劇団プーク劇団員による自主公演「pat!」◆2010/3/6-7◆@プーク人形劇場◆満員御礼にて終了!!◆

ブラック・ブラック

2010年04月26日 | 黒の劇場 小品
ブラックシアター。

人形劇に関わり始めた人間は、かならずやってみたくなる「黒の劇場」
黒い世界の中に、物体だけが浮きあがる、幻想的な舞台。

今回のブラックシアター3部作は、黒の劇場のブラック…
かとおもいきや、純粋に「黒の劇場」というわけでもなく、
ブラックライトも登場したり、
中身もちょっと(?)ブラック(??)だったりして。

いろんな意味でブラックシアター…ということなのかと、受け取りました。

現代社会に切り込む!
といいつつ、オイルショック!で観客をショックに陥れたのは、ある意味すごい。
現代にも通じるテーマではあるけど…
インフルエンザ騒動でマスクが不足したりなんてこともあったし…
でもあえてオイルショック!なのは、昭和レトロを狙ったのかもしれない。
ちょっと懐かしいものを観た、そういう楽しみ方をしてもらえたように思います。

もしや狙い通りだったりして…。大崎さん?



狙い…ということで言うと、松尾さん。
たとえばビル群が特にそうだとおもうんだけど、
狙った動きを出すために選んだ素材の特性が、逆に一番狙っていた動きを殺してしまっていた。
(ビル群などは形自体がなかなか綺麗だったので、残念だった。)


今回のこともふまえつつ、素材と動きの関係に、もっと敏感になって、
狙いをはずさない美術家になってほしいなぁ~。などと、偉そうに思う実委長でした。

とにかく、また何かつくりましょうね。
つくり続けていきましょうね。

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