スーパーマーケットのレジというのはどこも似たり寄ったりで、“誰のレジに”ということではなく“早そうなレジ”に並びませんか?
最近増えた「セルフレジ」もありますしね。
ところが、某大型ショッピングセンターの食品売り場のレジで、
「この人のレジに並びたいって、こういうことか」
と感じたことがあります。
接客研修の事例集などで、「この人のレジに並びたい」という話を見聞きしたことがあって、でも実際スーパーでそんなことあるのかなと半信半疑だったのですが。
その方は、Fさんという妙齢の女性ですが、一言で言うと「物腰がやわらかい」
そしてなんだか「あたたかみがある」んです。
動作が丁寧で、常に微笑みをたたえて、「目を見て」話しかけてくれるからでしょうか。
ある日、試しに違うレジに並んでみました。
悪くはないのですが、やはりFさんとは感じが違いました。
でもすごく僅差なんです。
その、わずかな違いが、ちょっとしたしぐさ、ちょっとした一言なんだろうと思います。
Fさんは、こちらが制服のままで買い物に行くと必ず「お疲れ様です」とか「暑いから大変ですね」というようなねぎらいの言葉をかけてくれます。
これは、私だけじゃなく、他の店舗スタッフも経験しているらしい。
「スーパーのレジに、そこまで求めてない」
という人が多いかもしれません。
でも、働く人がそれを認めてしまうと、何も向上しないし、極端な話ですが全部セルフレジでよくなってしまいます。
そして何より仕事が楽しくなくなってしまう。
対面レジの良さは、お客様とほんの数秒、数分でも触れあえることです。
そこでいかに気持ち良くお帰りいただけるか、今日その時にどんな言葉掛けをすれば、どんな表情をすれば心に残るかが、腕の見せどころですね。
(た)
最近増えた「セルフレジ」もありますしね。
ところが、某大型ショッピングセンターの食品売り場のレジで、
「この人のレジに並びたいって、こういうことか」
と感じたことがあります。
接客研修の事例集などで、「この人のレジに並びたい」という話を見聞きしたことがあって、でも実際スーパーでそんなことあるのかなと半信半疑だったのですが。
その方は、Fさんという妙齢の女性ですが、一言で言うと「物腰がやわらかい」
そしてなんだか「あたたかみがある」んです。
動作が丁寧で、常に微笑みをたたえて、「目を見て」話しかけてくれるからでしょうか。
ある日、試しに違うレジに並んでみました。
悪くはないのですが、やはりFさんとは感じが違いました。
でもすごく僅差なんです。
その、わずかな違いが、ちょっとしたしぐさ、ちょっとした一言なんだろうと思います。
Fさんは、こちらが制服のままで買い物に行くと必ず「お疲れ様です」とか「暑いから大変ですね」というようなねぎらいの言葉をかけてくれます。
これは、私だけじゃなく、他の店舗スタッフも経験しているらしい。
「スーパーのレジに、そこまで求めてない」
という人が多いかもしれません。
でも、働く人がそれを認めてしまうと、何も向上しないし、極端な話ですが全部セルフレジでよくなってしまいます。
そして何より仕事が楽しくなくなってしまう。
対面レジの良さは、お客様とほんの数秒、数分でも触れあえることです。
そこでいかに気持ち良くお帰りいただけるか、今日その時にどんな言葉掛けをすれば、どんな表情をすれば心に残るかが、腕の見せどころですね。
(た)