みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。
昨日まで某サイトによる「民泊新法制定断固反対!」ということに対して同調・批判をしていきました。その中で「旅館業法の許可を得た日本人が大切にしている「おもてなし」の心をしっかりと伝えることに重大な決意をしている」と記載されていました。我々、接客業の人間は必ず心の中心に「おもてなし」の精神があるのです。これは接客業以外でも同じだと思います。もちろん民泊の経営者だってそうだと思います。その「おもてなし」の精神がなければ経営者として問題があるかと思います。「おもてなし」の精神とは人それぞれによって違うかと思います。そもそも「おもてなし」とはどういう言葉か?wikipediaで調べましたら「心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待やサービスをすることを言う。”もてなし”に”お”をつけることで、丁寧にした言い方である。」と書いていました。オリンピック招致活動でのスピーチで「おもてなし」を使い、それが世界に発信され流行語大賞にもなり一気に有名な言葉になりましたが、もともとその精神は前から持っていたのです。ホテル旅館と民泊だけに絞ってみてみれば、ホテル旅館と民泊の違いは、ホテル旅館の方が圧倒的にその「おもてなし」をすることができるのです。例えば私が温泉旅館に行ったとき、おかみさんが出てきて「ようこそお越しになりました」とお礼をいわれ、荷物を持ってもらい部屋まで案内され、部屋についたらお茶を入れてもらう。夕食までゆっくり温泉につかり、夕食はおかみさんが部屋まで食事を運んでもらい、こだわった地元食材に舌鼓を打ち満喫する、そして敷いてもらったふかふかのお布団にくるまって眠りにつく・・・。これも立派な「おもてなし」です。私はそういったサービスが大好きで温泉旅館に泊まるのです。ただそういったサービスを嫌がる方もおられるのも事実なのです。そういう方はそういったサービスのない、例えばホテルに宿泊されるのです。つまり人にはそれぞれ合ったサービスがあるのです。私はそういたその人にあったサービスの選択幅を広げるべきかと思います。先ほど述べましたが、私みたいに温泉旅館のサービスが好きな人は旅館に泊まります。お布団は苦手でベッドが好き、食事はいらないという方は旅館よりもホテルに泊まります。こういう風にその人にあったサービスを受けれるところに行くのです。じゃあ、(宿泊施設は)寝るだけだから安く泊まりたい、その分観光やお土産にお金を使いたい・・・そういうニーズの人には何を提供するの?となった時、例えばラブホテルやカプセルホテル、最近ではインターネットカフェやサウナなども出てきました。それ以外でも空港で寝泊まりしたり夜行バスで移動しながら睡眠をとる方も増えています。ただカップルならそれでもいいでしょうが家族ですとそういうわけにはいきません。じょあ、どうするの?利用者はあらゆるニーズがいます。そのニーズに合わせるためにも民泊という選択肢を作り、家族はそこに宿泊する・・・というのも必要になってくるかと思います。
確かにホテル旅館も自分たちを守ることも大切かと思います。ただニーズがなければ泊まってもらえないのです。利用者にはあらゆる選択肢を広げて、そのなかで経営者はアイディアを考え、その宿泊施設でしかない「おもてなし」をアピールすれば口コミで今までになかった顧客層が増えるかも知れませんね。
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