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空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

あなたがドラフト会議1位指名?移住の取り組みについて

2017-03-31 09:10:34 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

 

今日はおもしろいことをしている団体がありますのでご紹介します。その団体は「鹿児島移住計画」という団体です。HPはこちらです。これは鹿児島に移住してもらおうとしている地域の団体ですが、そこであるユニークなイベントを行っています。

 

それがこの鹿児島移住ドラフト会議です。これは鹿児島にもっと触れ合ってもらい、あわよくば鹿児島に移住してもらう地域活性化の一環として行われています。これはいったいどういうものなのか・・・?

 

例えば「地元になにか貢献をしたい」や「何か町おこしをしてみたい」と思っていても「どうしたらいいか?」や「地域に知り合いいない」、「仕事あるのかな?」など不安が多いと思います。そういう人にもっと気軽に、そして楽しく地域貢献してもらおうと始まったのがこの「移住ドラフト」です。まず希望者はエントリーします。そのエントリーの際に志望動機や将来ビジョンについて記載します。そこで1ヶ月間ほどスカウト面談で絞り込み、選ばれた33名がドラフト指名候補者となります。そしてドラフト会議当日は鹿児島・宮崎の町のNPOや企業など11団体が参加して33人の中からドラフト1位として1人を指名します。11団体が同じ人を指名しなければ指名した人を獲得できますが、ドラフト1位で団体が同じ人を指名した場合は抽選し、当選すればその指名した人を獲得できます。ハズレた団体は再度ドラフト1位として別の人を指名することとなります。同じようにして行い1団体3名でドラフト指名候補33名が、どこかの町に獲得されます。獲得された1団体3名は、その町との1年間にわたって様々な地域活動を行うということです。指名された方はその町の団体から記念品として特産物や町のプレゼントがあります。

 

この移住ドラフト会議、やり方が本当にプロ野球ドラフト会議のやり方とほぼ同じようなやり方で、エントリーされる方も「どこに指名されるのだろうか?」や「希望する団体に指名されるか?」といった当日までわからないワクワクドキドキ感が味わえ、指名する団体も「企画力の強い人」や「人を集めれる人」など「希望する人材を指名できるのか」や「この団体はこの人指名するかも?」といった駆け引きもあり、楽しみながら人材を確保できるというイベントだと思います。

 

こういった人たちが町おこしやイベントで、空き家を使ったコミュニティを行ったりして地域の発展に貢献できる人材が育成されたり確保できるのだと思います。

 

我こそは!というかという方は次回は日程未定ですが参加してみてはいかがでしょうか?ちなみに応募条件は3年後までに鹿児島を含むどこかに移住を考えている人、もしくは離れて暮らしていても地域と関わりを持って活動をしたい方なら男女性別や年齢は問わないとのことです!

 

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民泊をはじめるかたへ(営業するための道のり③)

2017-03-30 08:39:35 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

 

昨日は申請するまでの手順についてお話させていただきました。今回は申請を出すことをお話します。

 

所管の消防署から審査結果通知書が送られ消防署から許可が出ました。そして近隣住民にチラシを配布しここで民泊をしますという告知をしました。特に苦情もなく問題ありません。ここで初めて申請書を出すことができます。申請書は区役所でももらえますしダウンロードからもできます。これは申請書でこっちは別紙添付書類のダウンロードです。これにあと必要な書類(平面図や契約書、審査結果通知書など)を添付し、申請手数料(20500円)を支払い生活衛生課に提出します。これで終わり!ではありません。このあと書類に不備はないか?ちゃんと書類通りなのか?ということで現地調査なども行われます。ウソは書いていないけどその間ドキドキしますよね。現地調査も終わり認可妥当という判断が下されます。もちろん記載事項が勘違いなどで、要件を満たしてなければ不許可になり営業できませんし手数料も戻ってきません。

 

そこで認可妥当となれば認定書が交付(営業許可書みたいなもの)され、大田区のHPに特区民泊施設一覧表に所在地と施設名が記載さえ民泊が営業可能となります。もし営業後記載事項に変更等があれば、その都度、変更申請書と手数料(現地調査あれば9700円、なければ2600円)を支払い変更してください。

 

さて民泊営業スタートです!お客様がきました。お客様がきましたら必ずチェックイン~チェックアウトまで下記のことをしないといけません。それはまず・・・

①「鍵の受け渡し」です。

お客さんには滞在中出入りしますので鍵を渡して出入りします。

②滞在者名簿の作成

滞在者の住所や名前、旅券番号などを記載する滞在者名簿を作成します。これはよく旅館やホテルなどに宿泊する際は、チェックイン時に名前等を記載する宿帳と呼ばれるものを皆さん記載すると思いますが、それと同等のものになります。これは保管しておきます。

③パスポートの確認およびコピー

パスポートの顔写真のページを見て、本人確認をします。またコピーも取り保管します。③と④は最低3年以上保管しておかなければなりません。

④ゴミや避難経路の説明

ゴミの処理方法や火災など、何か緊急で避難することがあればその避難経路を説明します。

ただこれは、①暗証番号による電子ロックシステム、②チェックイン前にすでにネットなどで記載済み、③パスポートコピーもすでにネットで取得済みで本人確認も映像により確認できる、④外国語による案内を室内に置いてあるといった場合は特に無人状態でも構いません。

以上がチェックイン時に行うことです。

また滞在期間中は必ず1度滞在状況を見に行き、そこでもし何か犯罪行為を行っていたり違法行為を行っていれば必ず警察に届け出ないといけません。

チェックアウト時でも・・・

①鍵の受け渡し

②本人確認

①電子ロックシステムや受け渡し方法もしっかり相手に伝っている、②映像による本人確認も可能であれば無人状態でも可能です。

 

チェックインが終了すれば、必ず室内清掃を行ってください。その際、必ずシーツは洗濯した衛生的なものを使用します。室内写真はおそらくみなさん掲載されていると思いますので、あまりにも違い過ぎればクレームにもなりますし、リピーターにもなってもらえなくなります、そして口コミも悪い評価がつきますのでここはしっかりやるべきかと思います。なるべく写真通りに清掃しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。あくまでも目安ですので、みなさんでしっかり調べて、もし民泊に興味があれば民泊にチャレンジしてみましょう。開業するまで大変かと思いますが、みなさんのおもてなしがあれば利用者もいい日本での思い出作りになりますかも?

 

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民泊をはじめるかたへ(営業するための道のり②)

2017-03-29 09:36:40 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

 

昨日に続いて今回は申請するまでに必要なことについてお話します。

 

民泊を営業する上で昨日は施設やルールなどの条件をお教えしました。その基準に満たしています!というかたは申請をしましょう。それでは大田区でのやり方についてお話します。ただ申請するまでにいくつかの段階を踏んでおかなければなりません。

①生活衛生課に行って事前相談をします

ここでは、昨日に述べた申請の基準にちゃんと沿っているかをチェックします。この際に必要なのはその施設の平面図です。ここには換気設備や斜光、暖房・冷房、台所、トイレ、洗面などの設備及び寸法が記載されているものです。ここで設備の基準に満たされているかをチェックします。またそれ以外でも「25㎡以上あり施錠できるか」「寝具・テーブル・椅子・収納家具・調理・清掃に必要な器具があるか」「滞在期間が6泊以上か」「外国語の案内があるか」「建築基準法上、旅館・ホテルが建設可能な用途地域であるか」ということも対象になります。また新築の場合や用途変更が必要な場合は建築審査課へ行って、住宅地図など場所が特定できるものや図面などが必要となります。

②所轄の消防署に行って事前相談をします。

ここでは民泊を営業するにあたっての建物で消防用設備がちゃんと消防法に乗っ取ってできているかを教えてくれます。例えば、消火設備では延べ面積が150㎡以上だと消火器が必要、6000㎡以上だとスプリンクラーが必要や警報設備・避難設備で建物の延べ面積によって消防用設備が何が必要かを教えてもらえます。

③生活衛生課環境衛生に行って近隣住民の周知の事前確認をします。

ここでは民泊を行う施設の近隣住民に民泊を行う旨を記載したチラシを作成しますが、事前にその周知内容を確認します。その周知内容には必ず民泊を行う代表者名(法人なら会社名も)、施設の名称所在地、苦情窓口の連絡先(住所・電話番号・担当者)、廃棄物の処理方法、火災等緊急事態が起こった際の対処方法を記載した書面が必要になります。

④所管の消防署手続きを行います。

ここでは図面が必要になります。図面は①で出だした平面図と内装(不燃・難燃性能等)を持参してください。またこれ以外に消防署に情報として所在地や建物名、床面積、建物も階層、延べ面積、構造など一戸建てなら必須、マンションならできる限りの情報を、そして消防法上の用途・設置されている消防設備等が必要となります。

⑤近隣住民の周知をします。

③で事前確認を行えばいよいよ民泊施設の周辺の住民にチラシをポスティングで行います。エリアは大田区民泊条例規則9条(近隣住民の範囲)に記載されていますが、例えばマンション内の1室でするのであればマンション内の全室(1階にコンビニなど商業施設が入っていればそこも含めて)に周知しないといけません。他にも「民泊施設の敷地の境界線に接する敷地にある建物で、かつ、民泊施設より20m以内にある建物の使用者に対して」や「外壁までが20m以内で、なおかつ、民泊施設の敷地境界線から10m以内」であれば、その建物の使用者には周知が必要となります。一軒家で行う場合、マンションが隣接していればマンション全室にも周知をする必要があります。ちなみにチラシでポスティングすれば周知はしたものとみなされますが、もしチラシを見て近隣住民が問い合わせてくれば誠意を持った対応をすべきかと思います。もしここで近隣住民の半分以上が民泊営業を反対をした場合は、おそらく申請はできないものと思われます。

④と⑤は同時に行っても構いません。

⑥特定認定申請がおりる

⑤で消防署に手続きを行い、消防署から検査結果通知書が送られてきます。そこで認められれば特定認定申請がおります。そこで初めて特定認定申請書に記載することができるのです。

 

以上これが申請するまでの手順です。ざっくり書いたので、この通りすれば通るものではありません。

 

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民泊をはじめるかたへ(営業するための道のり①)

2017-03-28 10:59:46 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

 

いよいよ全国で民泊を営業できる民泊新法が国会で通過し、早ければ来年頭にも全国で民泊が解禁されます。

 

民泊を始めようという方、なぜ民泊を始めようと思ったのでしょうか?「マンションが空いている」「使っていない部屋がある」「お金儲けができそう」「民泊に興味がある」「異文化交流ができる」などなどさまざまな理由があると思います。

 

ただ条例に乗っ取った民泊をするにはいくつもの壁が待ち受けてます。まず民泊条例ですが正式名称は「国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業」と呼ばれ現在は「国家戦略特別区域(民泊特区)」の東京大田区・大阪・福岡で認められています。それ以外での営業は「旅館業法」にのっとり旅館業として届をださないといけません。また2泊3日以上(大田区のみ6泊7日以上)の滞在をしないといけません。また部屋の広さも床面積が25㎡以上や部屋を壁で仕切っていることや、施錠できる窓や出入り口があるということもあります。あとエアコンや電灯、各部屋にトイレがある(共同使用ではダメ)ということも必要です。また外国人が泊まるので英語で書いた案内も室内に置いておくことも条件となってきます。ただ英語の案内は利用者に対してのおもてなしやサービスの一環としておいておくのは常識かと思います。

 

これが民泊を始めるための施設やルールでの前提条件になります。これがないと申請書を出すこともできません。申請ができなければ民泊自体ができないのです。このことを踏まえて申請書を書きましょう・・・。

 

続きは次回

 

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【暮らしやすい都道府県ランキング】4700人が選んだ1位はどこ?

2017-03-27 08:54:19 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。
今日の記事はこれです(TABIZINE3/27付)

【暮らしやすい都道府県ランキング】4700人が選んだ1位はどこ?

 

地方から憧れを抱いて東京や大阪などの大都市に出たとしても、想像と違って夢が打ち砕かれる瞬間は少なくないと思います。東京や大阪が地元の人であっても、「なんだか住みにくい感じがする」と疑問を抱く瞬間も多々あるはず。一体、本当はどの都道府県が最も住みやすいのでしょうか?そこで今回はソニー生命保険が行った「47都道府県別 生活意識調査2016」から、最も住みやすい都道府県ランキングを紹介したいと思います。上述の調査は各都道府県に暮らす100人ずつの回答者、合計4,700人に対して、各種のアンケート調査をインターネットで行っています。その中には「暮らしやすさが自慢できますか?」との問いがあります。その土地に暮らす人がどの程度「はい」と答えるか、その割合の高さでランキングの順位を決めていますが、結果は以下の通りになりました。

第1位・・・福岡県(63.0%)
第2位・・・愛知県(48.0%)
第3位・・・静岡県(47.0%)
第4位・・・千葉県、香川県(各45.0%)

なんと福岡県に関しては、2年連続で1位を獲得したそう。福岡県は福岡市と北九州市という政令都市を持つ一方で、北九州国定公園や玄海国定公園など自然も豊かという、何でもそろったバランスの良さが魅力なのかもしれません。ちなみに福岡県に関しては、上述のアンケート内の「老後に移住したいと思う都道府県は?」という別の質問でも4位に入っています。「おいしいグルメを味わいに行きたい都道府県は?」との質問では、3位にランクインしていました。とはいえ、上述の調査はあくまでも回答者による印象の話。もっと客観的なデータに基づいて、移住したい場所・住みたい田舎を順位付けすると、どこが上位に入ってくるのでしょうか?ヒントとして、宝島社の「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」が参考になるかもしれません。『田舎暮らしの本』(宝島社)に掲載されたランキングですね。移住者の定住促進に積極的な市町村を対象に10ジャンル82項目のアンケート調査を行い、実際に移住した人の数も点数化して順位を付けています。

その総合部門でTOP4にランクインした自治体は、以下の通りになりました。

第1位・・・鳥取県鳥取市(78.12点)
第2位・・・大分県豊後高田市(77.12点)
第3位・・・富山県南砺市(76.28点)
第4位・・・静岡県静岡市(75.44点)

以上、住みやすい町、移住したい田舎を紹介しましたが、いかがでしたか? 将来移住をしたい、田舎暮らしをしたいという人は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。・・・ということです。

 

今回ソニー生命が行った「暮らしやすさが自慢できますか?」の問いに2年連続1位の福岡県が選ばれました。確かに交通の便もよく玄界灘が近くで魚もおいしく、ラーメンや屋台など食の宝庫で安い!お相撲さんも11月の福岡場所が一番楽しみと言われる方も多いとか。ちなみにソニー生命が調べられらランキングの空き家件数・空き家率、空き家率の高さ全国順位を調べてみました。データは平成25年(都道府県各付研究所より)です。

第1位・・・福岡県 空き家件数32.5万戸 空き家率12.7% 36位
第2位・・・愛知県 空き家件数34.4万戸 空き家率12.3% 38位
第3位・・・静岡県 空き家件数22.7万戸 空き家率16.3% 24位

第4位・・・千葉県 空き家件数35.6万戸 空き家率12.7% 39位

       香川県 空き家件数7.1万戸 空き家率16.6% 4位

という風になっています。

「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」その総合部門でTOP5での空き家件数は

第1位・・・鳥取県鳥取市 空き家件数2022件
第2位・・・大分県豊後高田市 空き家件数861件

第3位・・・富山県南砺市 空き家件数355件
第4位・・・静岡県静岡市 空き家件数31980戸

となっております。

住みたい田舎ランキングでは自然豊かなところがランクインされ、その中で静岡が市県ともにランクインされています。

 

みなさんもこれを参考に移住を考えてみるのもいかがでしょうか?

 

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