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空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

高齢者見守りサービス センサーで安否確認

2016-08-26 06:31:25 | 高齢者社会
離れて暮らす親の様子が気になる方は多いと思います。
昨日の東京新聞に高齢者を見守るサービスについての記事がありました。
最近は、センサー付きの簡単な機器を設置するタイプが多く、警備会社が実施するものや
電気ポットを利用した無線タイプがあります。
例えば、M2Mテクノロジーズが提供する「絆-ONE」は、人の動きを感じるセンサーが付いた
機器を親の家に設置すると家族はスマホやパソコンで様子を確認できます。
一定時間動きがなければ、コールセンターが安否確認の電話を入れ、家族にメールで知らせて
くれます。
状況によっては、救急車による搬送などを依頼する事ができます。
この基本プランに加え、高齢者が3つのボタンを操作するだけで各種要望に応じるプランもあります。
赤のボタンは緊急時、緑のボタンは元気だと家族に伝える挨拶がわり、青のボタンは日常生活を支援
するサービスむで、コールセンターが電話で買い物代行や家の補修などの注文を聞き、業者を
手配します。
利用料金はプランによって異なりますが、月額2000円~3000円。
最低利用期間は24か月で事務手数料が3000円。
設置費用は一部地域を除き6500円です。
この見守りサービスはマンションの管理会社が住民向けに提供している場合もあります。
自治体でも、神奈川県松田町、奈良県東吉野村、和歌山県の印南町、日高川町などが高齢者向けに
補助事業を取り入れています。
このように独自の見守りサービスを実施している自治体もあるので、皆さんも調べてみては
いかがでしょうか。
一部2016年8月25日付け東京新聞より

親世代が抱く日常生活の不安

2016-08-18 11:28:56 | 高齢者社会
国の高齢者対策の基礎となる各種調査の結果がダイヤモンドオンラインに掲載されていました。

「一人暮らしの高齢者に日常生活の不安を聞いたところ・・・
1位 健康や病気の事 58.9%
2位 寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること 42.6%

二人暮らし世帯でも
1位 自分や配偶者の健康や病気の事 67.6%
2位 自分や配偶者が寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること 59.9%

お金に関する不安は3割程度にとどまる。

施設に入居せず家を離れたくない希望は約8割。
理由は、快適だからというのではなく生活環境を変えたくないということである。

住まいに不安を抱いている人からは・・・
1位 住宅が古くなったり傷んだりしている。 63.8%
2位 住宅の構造や設備が使いにくい 32.2%
3位 家賃、税金も住宅維持費等の経済的負担が重い 24.8%」

現在高齢者と呼ばれる年齢層の人たちが現役時代に建てた一戸建ては、バリアフリーではないでしょう。
古い家は危険です。
空き家が増加しているが、大半の空き家はこのような古いタイプの住宅です。
先日空き家を保育所などに転用すると小池都知事が提案されていましたが、転用できる物件は少なく限定的になってくるのだろうと思います。