goo blog サービス終了のお知らせ 

空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

これから民泊始める方へ

2016-10-31 11:16:32 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこれ
http://www.tochikatsuyou.net/column/minpaku/ (土地カツnet)
民泊とは?問題点やトラブル、ビジネスに対する規制緩和の動き

これから民泊を始めるにあたって「民泊について気になる」や「リスクや問題点は?」など民泊のあらゆる問題を詳しく書いた記事になります。

最近、民泊を題材にあげたドラマも始まり何かと注目される民泊。ドラマに影響され「民泊ビジネスをやってみたい」という方が今後増えてくるかと思います。訪日外国人も2000万人を突破し今後日本に観光で来られる方は年々増加傾向にあります。ホテルの稼働率はビジネスホテルで東京都は平成27年7月で93.2%(参考:観光庁よりhttp://www.mlit.go.jp/common/001115559.pdf#search=%27%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD+%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E7%A8%BC%E5%83%8D%E7%8E%87%27)と高い稼働率を誇っていますが、逆に言えば6.8%は空室なのです。ビジネスホテルは1泊1人7000~8000円程度でホテルによっては朝食も付いているので、民泊価格もあまり高い値段設定では宿泊してもらえません。その上、民泊は2泊3日以上(本日より規制緩和されました。それまでは6泊7日以上)や「近所に民泊の許可を取る」などのルールがあります。そして生活衛生課や消防署などからも許可を取り、民泊の営業許可を行政に出して初めて認められた民泊が始められますが、ドラマではそういったものはすべて端折られいきなりお客さんが来ています。また出ていかれた後の清掃や近隣トラブルなど問題も多く出てきます。そういった大変さも踏まえて上記の記事を参考に民泊ビジネスを始められたら良いと思います。

「そういうの面倒」という方は、民泊手続きを代行してもらえるサービスや弊社のようなセットアップや清掃業務、あと全部ひっくるめて代行してもらえる業者もありますので、空き家をお持ちの方は一度相談するのも手かもしれません。

あなたの隣は空き家?

2016-10-28 11:52:10 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこちら
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54184?site=nli (ニッセイ基礎研究所10/27付)
【図解】あなたの隣の家、実は空き家かも?-都市別・エリア別に空き家率を見える化してみた

空き家の増加は、その地域の住宅地の不動産評価にマイナスの影響を与え、ひいては個々の住宅の資産価値にも影響すると考えられます。しかし、自らが居住する都市や市区の空き家率をご存知の方は少ないのではないでしょうか。ここでは、特に、国内5主要都市の持家マンションの空き家率を市区別に色分けしてみました。

この図解を見ますと、東京都23区の空き家率は7.3%でその中でも最も低いのは江東区の3.3%で最も高いのは世田谷区の12.8%となっています。江東区はベイエリアの開発等で高層マンションが建ち、投資目的と税金対策で購入されている方が多く、たくさんマンションを建ててもすぐ満室になるため空き家率は低く、また世田谷は昔から住んでいる方が多くそれほどマンションも建設も盛んじゃないため空き家率は上がってしまうのかと思います。

今後は大都市においても人口の高齢化や人口減少が見込まれており、空き家率の格差が拡大する可能性もありますので、自宅マンションの資産価値の変動という意味でも、所在するエリアの空き家率の動向に関心を持ってもらえればと思います。

民泊と住民問題

2016-10-27 10:03:46 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこれです
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201610/CK2016102702000157.html (東京新聞10/27付)
民泊問題、課題が続出 新宿区が検討会議 苦情4~9月で115件

外国人旅行者らが多く集まる新宿区で二十六日、住宅などに旅行者を有料で泊める「民泊」に関する区の検討会議の初会合が開かれた。出席者からは「見知らぬ外国人が出入りして不安」「ごみが分別されずに出される」といった課題が続出。区は会議での検討結果を基に、来年にも民泊のルールを定めた条例の制定を目指す。

前から言われていました民泊の近隣住民とのトラブルで一番問題されていました「ごみ問題」。この会議でもこの問題が出ました。常に民泊運営者がいればゴミの分別などを利用者に指導・説明できるものの、ほとんどの運営者は民泊施設以外に住んでいるためなかなかゴミの周知徹底ができないのが現状です。ゴミ問題のせいでこの民泊も近隣住民の方々からもいいイメージがないので、私も前から言っていますように例えば、ベランダに大きめのふたの付いた(臭いを出さないため)ごみ箱を設置してそこで英語やイラストで燃えるゴミやかんビンペットボトルなどを分別して捨ててもらい後日部屋の清掃員が捨てればいいのではないかと思います。長期で宿泊される場合は1週間に1度、時間を指定し回収に伺うといった近隣住民に配慮した運営者側の対応を示さないことには、いつまでたってもなかなか近隣住民との理解が得られないと思います。

民泊は「自分さえよければそれでいい」という考えはダメかと思います。民泊と近隣住民がお互い共存しあえるようしていきたいものです。

民泊、2泊3日以上に規制緩和決定

2016-10-26 12:00:08 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこれです!
https://www.travelvoice.jp/20161025-76737 (トラベルボイス10/25付)
政府、特区民泊の最低滞在日数を「2泊3日以上」に引き下げ、10月31日から 

政府は10/25の閣議で民泊の最低滞在日数を6泊7日以上から2泊3日以上に引き下げる政令改正を決定した。10/28公布、10/31施行予定。それをふまえ、大阪府も10/31より民泊申請の受付を開始する。また今年度中に北九州市も事業実施を予定している。

ついに政府は2泊3日に規制緩和することが正式に決まりました。なかなか6泊も同じ場所に滞在するのは難しく、規制を緩和するよう声が出てましたけどようやく政府も規制緩和をしてくれました。でも早いですね。この秋に閣議決定するにしても施行は早くて来年頭あたりかなと思っていましたが10月中の施行とは。そしてドラマ「拝啓、民泊様」(MBS・TBSにて放送)も昨夜からスタートし、民泊する人が増えそうな予感がします。これで民泊申請が増えて少しでもヤミ民泊が減っていければと思います。

まだまだ民泊しやすくできるよう様々な規制緩和をしてもらわないといけませんが「千里の道も1歩から」少しずつでも前に進むよう、この2泊3日の規制緩和から進んでいければと期待します。

浜田市の取り組み

2016-10-25 06:30:14 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこちら
http://www.huffingtonpost.jp/fukushi-shimbun/shimane-single-parent_b_7923292.html (福祉新聞2015.8/4付)
介護施設で働けば家賃補助、中古車、引っ越し代も 島根県浜田市が始めたひとり親家庭の定住促進策

島根県浜田市では2015年度、市外のひとり親家庭を対象に、市内の介護施設で親が働くことを条件に支援する事業(シングルペアレント受け入れ事業)を始めた。定住促進策として、ひとり親家庭に限定するのは全国的にも珍しいという。浜田市では人口減少と高齢化が進んでおり、同事業は、ひとり親家庭を手厚く支援することで定住を促し、介護人材の確保にも結びつけるのが狙いだ。具体的には、年内に引っ越して施設で研修を受け就労するなどの要件を満たすひとり親家庭に対し、1年間、養育費や家賃などを補助するもので、この補助が手厚いのです。介護職として施設に就職すれば、月給は15万円以上と安いのですが、まず引っ越し代として事業者から30万円、家賃補助として家賃の1/2、養育補助で月3万円、中古自動車を無償提供、奨励金として1年間研修後事業者から100万円、介護職未経験は事業者から介護職初任者研修を受講できるといもの。

やはり介護職の人員不足が深刻でこういった介護に特化した、しかもひとり親家庭に絞った珍しいケースだが、ただ月4回ほど夜勤とか出てくるのでその際の子供を持った、特に小さいお子さんがおられる方にとってはその時の預け先など課題は残ります。

行政としても介護の人員確保や手厚い補助で、空き家に入居してもらえることにより空き家率の減少や、介護人員不足の解消、移住することによる人口増などメリットもたくさんあり、2015年からこの制度が始まったそうで予想以上の反響だったそうです。なかなかいい取り組みだなあと思いました。ただこの事業は1年間なのでそれ以降は補助がないので1年で離職→転居とならないよう長く続けてもらいたいものです。