OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

メルボルンはやっぱり芸術の都だな~

2002-03-12 | メルボルンのあれこれ
3月8日金曜日の夜、義母と2人でバレエ鑑賞をしてきました。それも無料の。オーストラリアン・バレエ団による「コッペリア」全幕の野外公演で、演奏はオーストラリア・オーケストラと豪華版。改装されたばかりのシドニー・マイヤー・ミュージック・ボールに開演2時間前に行って席を確保。1時間前には席からかなり離れた芝生も人でいっぱいになっていました。
オーストラリアン・バレエ団は世界でも高い水準を誇る素晴らしいバレエ団なのですが屋外無料公演ということもあるし二軍ダンサー中心かななどと思って実はあまり期待してませんでした。ところがどっこい粒ぞろいの高いレベルを見せつけてくれました。特に二幕の人形達が踊り出す場面は素晴らしくとても楽しめました。こういう質の高い芸術を気持ちのいい秋の夜風にふかれながらピクニック気分で肩肘はらずに楽しめるとはなんて贅沢なことでしょう。一般市民や子供達が気軽に芸術に触れられるこういう機会から熱心なバレエファンやダンサー志願者が生まれるだろうことを考えれば年に一度の無料公演の意義は想像以上に大きいのだろうなあ。ムーンバ・フェスティバルの一環として毎年開催されているらしいこのバレエ公演を今まで知らなかったのは悔しいくらい。来年もまた見に来たいと思った素晴らしい催しでした。そしてやっぱり芸術のメルボルンに住んでいて良かったな~と思った一日でした。

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