OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

マンスフィールドの土地

2001-04-22 | 日々のつぶやき
 4月15、16日とイースターのお休みを利用してメルボルン北東、車で3時間程のマンスフィールドというところに一泊旅行に行ってきました。マンスフィールドはスキーが楽しめるマウント・ブラーへの中継地点として知られる高地リゾート。ニジマスがとれるデラタイト川、ジャミソン川にも近く、釣りの愛好者にも人気のある場所です。また、歴史に興味のある人であればオーストラリアの石川五右衛門(ちょっと違う?)ネッド・ケリーがブッシュ・レンジャーとの銃撃戦の末、最期を遂げた地としてこの地を挙げるかもしれません。

 さて、今回マンスフィールドに行った理由の一つは、義理の姉家族がそこに30エーカーの土地を購入したのでみんなで見に行こうということになったからです。えっ? 30エーカーってどれくらいかピンと来ない?  私もいまいちわかりません。でも私の憧れが1エーカー(約4000平方メートル、100mx40m)の土地を購入することですからその30倍という計算になります。一応歩いて見て回れる広さです。

 私達が見学に行った時はまだ土地の引き渡しが行われる前だったので、売り主の牛が放牧されていて、牛と牛ふんを除けながらの見学となりました。マウント・ブラーを真ん前に臨んだ絶好の見晴らし。その台地から急斜面を降りたところに小川が流れていて、小川の向こう岸はまた平地になっていて州営林と隣接しています。普通、小川があってもそこが境界線になっている土地が多いのですが、彼らの土地は小川を含めた向こう岸の平地も含まれています。その平地はユーカリの州営林と小川に挟まれ、まさにプライペートな空間。ここにまず簡単なコテージを建て、見晴らしの良い台地に本格的なホリディ・ハウスを将来建てようと思っているとのこと。よし、スキー宿確保です。

 あー、私もこんな素敵な土地が欲しい、と思っていたところ、「こいつ1エーカーが欲しい欲しいって騒いでるからここの土地の1エーカー使わしてやってくれない?」と私のパートナーが義理の姉夫婦に余計な口を挟みます。返事は「いいよ、どこの部分がいい?」とあっさり。「あの~、朝日のあたって西日の当たらないところ」とちゃっかり答えた私はマンスフィールドに1エーカーの土地使用許可を得てしまったのでした。栗林と朝鮮人参畑をつくるぞーと意気込んだ私でしたが、いばらの多いこの土地の整備を考えると急にくらくらしてきました。おまけに大きな牛の死骸まであちこちにあります。いったい誰が片づけるんでしょうか? 

 とりあえずビクトリア・マーケットでとりたての栗を買ってきて芽が出るかどうかもわからず蒔いてみた私でした。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。