OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

結婚5周年の旅

2001-03-19 | 日々のつぶやき
3月15日と16日にビクトリア州のヘップバーン・スプリングとデイレスフォードというところに2泊3日の小旅行に行ってきました。メルボルンの北西、車で1時間ほどの田園&スパリゾート地です。この場所は寒い冬に二人でジャクジーに入ってシャンパンをあけて、暖炉の前で語り合うというようなロマンチックなイメージが定着しています。ゴールドラッシュ時にイタリアやフランス系の移民たちが一獲千金を夢見て移り住んだ場所で、今もヨーロッパの名残りを感じさせる場所です。宿泊地も他の場所に比べるとちょっと割高で、どこも個室スパや暖炉、豪華な朝食などを売り物にしており、チョコレートやグラスワインのサービスなどカップルをターゲットにした演出も一般的。まあ、結婚記念日なんかによく人が訪れるところだねえ。今回は私たちも「性に似合わず」そんな人たちの仲間入りをしてしまったわけよ。

で、なんで「性に似合わず」かというと、私たちは二人そろって結婚1周年目から毎回記念日を忘れ続けてきたわけです。
1周年 - まだ日本に住んでいたとき、オーストラリアの義母からのおめでとうコールで思い出し、その日に慌ててレストランを予約する。
2周年 - オーストラリア。覚えていない。
3周年 - オーストラリア。覚えていない。
4周年 - オーストラリア。「今年は覚えていよう」と前の週にはレストランを予約しようとか言っていたのに二人とも他人まかせで気がついたら過ぎていた。
そして5周年 - 5年は伏し目でもあるし、最近どこにも遊びに行ってなかったからちょうどいい理由になるかなということで、1ヶ月前から有給を申請し、宿も予約しておいたおかげで「忘れなかったぞ~」

結婚したときはさて何年もつかな?などとシニカルな私でしたが、今もって危機もなくのんきにマイペースに二人の共同生活が続いています。一方だけが記念日を覚えていてもう一方が忘れてるようなカップルだとまずいんでしょうが、うちの場合は両方ともそういうことに「うとい」ところがミソですね。

ところで、ヘップバーン・スプリングはその名の通り「スプリング=泉」の街。あちこちからボトルを持った人がそこかしこから湧き出るミネラルウオーターを汲みにやってきます。残念ながら「温」泉ではないんだけど。
味を見てみましたがちょっと炭酸系で舌にひりっとくる、はっきりいって吐き出してしまうような味でした。

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