いってらっしゃーい

日常生活の中でみかけたもの。街や野山はふしぎなもので満ち溢れています。

黄色いフード

2011年01月04日 | 雑文
先日、知り合いの若い女性が、黄色のフードつきのダウンコートを着ていて、話しながら、
そういえば 黄色い風土 って読んだの何歳のときだったかな....と考えていました。おわり。


じゃなくて、防寒に関する話です。

ここで何年も住んでおられる日本人が、グローブというか小手のような手袋をしているのをみて、寒いときはグーでないとつらいですか?ときいてみると、その通りだといわれました。ここにきて、現地の食事をしているうちに、なんだか寒さに強くなったようなきがしますが、日本から持ち込んだ防寒製品の性能のよさに驚く日々がつづいています。私がよく着ているダウンは、下に半そでのポロシャツきているだけでも全く寒さを感じさせませんし、コート類も、まだまだそんな感じで、これからに備えてうすでのフリースも用意しましたが、まあ氷点下10度をよりさがるまでは、必要はないと考えています。
ところが、それほど寒くない日に血圧をはかったところ、かなり高めにでていて、ああ、日本人がここにきて体をこわしたり持病を悪化させるというのはやはり本当なのだろうと思い、ももひき?を買いにいきました。まあむかしのものにくらべれば、生地もうすく、厚手のタイツのようなものです。で、これをはいて外に出てみると、やはり違う。いままで上半身をどんなにあたたかくしても、サーっと吹いてきた風が、じゃ、体温もらってくねーという感じで熱をうばってゆくような感じがして、体がどんどん熱を生産してゆくのを実感していましたが、もうその危うい感じとはおさらばです。街を歩く女性が、ぶあついタイツをはいてスカートはいているのをみて、そこまでぶあつければスラックスとかでいいじゃん。そんなスカートにどんな存在意義が...と思っていましたが、考えてみると、みためはスカートでも、防寒用の腰みのなのかもしれません。
寒い日々をすごしていると、ペンギンの種類と耐寒能力の関係のことを思い出したりして、友達の小柄なひとたちに、アデリーペンギンとかは大変ですな、デブの皇帝ペンギンは冬だけは楽ができていいですよというと、小柄だとほかにもいろいろ不便があるんだそうで、風が強いときに外に出ると、強風にあおられて雪の上で転ぶんだそうで、とってもあぶないんだとか。

ぬいぐるみ

2011年01月04日 | 雑文
いきつけの大きいスーパーの建物に、ぬいぐるみの専門店があって、よこを通るたびに、ああ、あのくまさんはやっと行き先が決まったか、あのパンダはなかなか決まらないようだと勝手に想像していますが、さすがに店員の方もわたしのことをお客とは思わないのでしょう。目が合っても声をかけてきたりはしません。声をかけられても困りますが。
ここの方々のぬいぐるみ好きは、はじめてここにきて道行く人が1m以上もあるのをだっこしているのを見たころから感じていました。1m以上のぬいぐるみをだっこしてあるける....だっこといよりは、うででプロレス技のように強引におさえているといったほうがわかりやすいかもしれませんが、だっこしている人間の上背がおとななみだということです。つまり、日本人の考える想定需要層を大幅に超えた人がもって歩いているということです。もちろん、車に乗せて運んだりしているひともいるだけで、子供のために買ってかえるという人も少なくないに違いませんが、私には、だっこしている人の多数が、所有欲を満たされてうれしそうな表情をしているように見えて、どうも仕方ありませんでした。このことを現地の方にきくと、その方は、ああ、あれ?別に イタイひとじゃないから。あれが普通なの。ようするに、自分でほしくて買っているということなんですね。私には無表情で背の高い若い女性がもってあるいているのをみると、いけないものをみてしまったような気持ちになりますが....あるとき、このはなしを女性にしていると、あれほしいんですか?と聞かれました。たしかにジャマかもしれないけどいいかもしれませんね。
先日、ビルの中にある小さい店舗の間をあるいているときに、目の前にいきなり巨大なものが現れ、え?と思ってみてみると、おそらく私より大きいであろう、ぬいぐるみでした。もう、ぬいぐるみの域をこえた、きぐるみ感覚です。あまりのでかさに、私は、あっけにとられるとともに思いました。あれだっこできるのは、身長2.5mくらいの子だけだな。