<兵器を買わされる日本>という本を読みました。
東京新聞の記者さんが書いただけあって「社説」を読んでいるような感じでした。
内容は・・・
まずは阿呆な人のアメリカ迎合から始まり、会計検査院の指摘はどこ吹く風のNSC・NSSの暴走。
地位協定だけではない、対外有償軍事援助(FMS)というおかしなシステム。・・・等々。
兎に角、腹立たしくて読書が進まない。
250頁ほどの本を読むのが大変でした。
先日、日本の報道を悪くしているのは「キシャ」だと書きましたが(3/12新聞記者)、
間違えていたようです。撤回します。
この本は、東京新聞が連載した「税を追う」をまとめたものです。
その切り口は政治部番記者のそれではなく、社会部の記者が書いたことで柵も無く掘り下げることができたのかと思いました。
武器購入を中心とした第1章から第5章まで、怒りを抑えながら読み切りました。
最後にある「あとがきにかえて」がまた読み応えがありました。
『破綻国家の内幕』という本も読んでみたくなりました。
これは、現政権を知る上でも読んでみる価値のある良書だと思います。
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