チビのおしゃべり日記

お星さまになったチビへ
どんぐり母ちゃんが語りかけます。
ねえ、チビ・・・聞こえる?

春の訪れが待ち遠しい

2016年01月31日 | 日記
ねえ母ちゃん、今日もお山へ行くんでしょ?
お願いだからお山のてっぺんで泣くのだけはやめてね。

先日は、有ろうことか、ワンコを抱いて登って来た青年に、母ちゃんは泣いてる姿を
見られてしまったと言う。

若い娘が、ハラリと流す一筋の涙は悲劇のヒロインのようで美しいと思うけど。

ヨレヨレのリュックを背負ったおばさんが、鼻水を垂らしながらオイオイ泣いてる姿など
誰も見たくないはずです。

ワンコを抱いた青年は、何も言わず登って来た道をそのまま引き返して行ったそうです。

もし、これが同年齢のおじさんだったら『おい、ばあさん、どうしたの?
道に迷ったのかい? それとも、嫁さんと喧嘩して家出してきたの?』って、
お節介を焼いてくるでしょう。

今回は見られたのが青年で運が良かったと母ちゃんは言っていました。

母ちゃんは運が良いと思っても、その場に遭遇した青年は
鬼瓦のような泣き顔を見せられ、何と運が悪かった事でしょう。
そのような記憶は、早く頭から消し去ってほしいと心から願いました。

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あのね、母ちゃん一つ聞いてもいい?
もし、あの時、その青年に『おばさんどうしたの?』って優しく声をかけられてたら
なんて答えたの?

そうね~まさかスズメちゃん達が可哀想だから…とは言えないから。

こう言います『実は、わたくしの家にはチビと言う白文鳥の女の子がいるのですが、
このコは女の子なのに気の強い子で、機嫌が悪いと鋭いクチバシで飼い主の私を
容赦なく突っつくんです。それで…お山の神様にお願いしに来ました。
何とか素直な優しい子になりますように…て、』っと言います。

何なのよッ!こんな可愛い娘の事をそんな風に言うなんてあんまりでしょッ

チビちゃん、留守番お願いね~。行って来ま~す

まったく、もッ! お山で余計な事言わないでねッ!!


母ちゃんは、老体に鞭打ちながら、えっちらおっちら山道を登って行きました。


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お山も梅の花がチラホラと咲き始めました。春の陽射しが待ち遠しいですね。





遠くでカー太の声が…ヒヨドリの声も…
スズメ達の声は…まだしばらく時間が掛りそうです。気長に待ちましょう。








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夕暮れ時に見えたのは・・・

2016年01月28日 | 日記


ねえ、カー太、スズメ達、今日も来なかったわね。

他の野鳥も殆んど見かけないし……みんな何処にいるだろうね。

もう、これ以上待っても来ないと思うから、また明日にしましょ。

陽も沈みかけてるし……カー太、母ちゃん帰るからね。



朝夕2回、スズメ達を誘導する事で何とか森の近くまでは、ついてくるようになりました。
でも、それ以上は近づいてこようとしません。

生きる=警戒心(彼らは、空腹よりもこちらを優先します)



どうしたのカー太、ねぐらに帰らないの?


この場所は、山の斜面が遊歩道のように整備されており、山と言うよりは小高い丘と
言った方がピッタリかも知れません。

頂上はもう少し上になりますが、そこから先はもう何もないと思っておりました。
でも……何となく気になり登って見る事にしました。

えッ!これって……まさか……目の前に広がる景色に思わず立ちすくんでしまいました。

この頂上に立つまでは、頭の中はスズメ達の事でいっぱいだったはずのに・・・
心の中は、申し訳ない気持ちで張り裂けそうに苦しかったはずなのに・・・

初めての景色に心が奪われ、一瞬、スズメ達の事が頭から離れてしまいました。



そして、今まで抑えていた気持ちが抑えきれなくなり、後から後から涙が溢れ出て来ました。

ごめんね。ごめんね……。
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さあ、みんな~お山へ行くわよ~

2016年01月23日 | 日記
もう、今までの場所では、スズメ達にエサを与える事が難しくなって来ました。
当然と言えば当然です(なるべく人との摩擦は避けなければなりません)

鳥の中でも、スズメは体全体で感情を表現してくれます。
嬉しい時は、これ以上無いと思われるような可愛い声ではしゃぎます。
そして、悲しい時はか細い声で悲しそうに鳴きます。

他の野鳥では、ここまで感情豊に表現する鳥はあまりいないような気がします。

(公園で静かに過ごしたい人達にとっては、やはり迷惑になるのかも知れません)
    

『さあ、みんな行くわよ~』
周囲に聞こえないように、小さな声でスズメ達に合図を送りました。

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これから行く場所は、ここからかなり距離が有ります。
延々と続く坂道…でも、残された場所はそこしかありません。

スズメ達は、いつもの場所にエサを貰えない事で、かなり戸惑ってる様子でした。
歩調を早める私の頭上を、ホバーリンをしながら『どうして、ねえ、何処へ行くの?』っと
何羽もが、しきりに飛び交っていましたが途中からついて来なくなりました。

『ごめんね。お願いだからついて来て…』スズメ達の方を何度も振り返りながら、
呼び続けましたが、背後からは悲しそうなスズメ達の鳴き声だけが響いてきました。

実は、他の野鳥と比べ、スズメはあまり行動範囲が広くはないようです。
いきなり違う場所へ…と、言われても今までの場所をそう簡単に
離れる事も出来ないようです。

違う場所には、どのような危険が潜んでるやも知れません。
スズメは野鳥の中でも、特に警戒心が強い鳥です。

言葉がわかれば『ここは人の迷惑になるから、他の場所へ移動しましょ』と、言えるのですが……。

最初に、粒エサをやり始めたわたくしの責任でもあります。
せめて、エサ不足の今の時期だけでもお腹の足しになれば…と思いましたが、
その日は後について来てくれませんでした。

根気よく何日かかけて誘導しなければならないようです。

そして、唯一、私の後をついて来てくれたのが……。



カー太でした。




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三人に渡された、ありがたい物とは・・

2016年01月17日 | 日記
今年の初詣もつつがなく済ませ、お江戸から無事帰還した父ちゃんと母ちゃんでしたが、
背中に背負って帰って来たのは、5円玉のお賽銭だけではありませんでした。

なんと、ご丁寧に風邪のウイルス君まで一緒に背負って帰って来たのです

どなたがまき散らした風邪のウイルス君か存じませんが、
お賽銭と一緒に投げ入れようとしたのでしょうか…。

それがコントロール良く母ちゃんのフードの中にすっぽりと収まってしまったようです。
そして、このウイルス君、かなり根性が座っていました。

風邪の引き始めは父ちゃんでしたが、予防注射の効果も有り長引かずに済みました。

問題は母ちゃんです。
予防注射を受けてはいましたが、すっかり長居されてしまいました。

おみくじの『凶』を引いた事で、弱気になってる心の隙間に入り込んだようです。

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そして、『凶』のお諭しを受け、お賽銭箱の代わりにされながら、
ウイルス君に居座られた母ちゃんが、三人に渡した物は・・・




にいたん、このオマモリだいじょうぶでしゅか?
『キョウ』って、うつるんでしゅか?

キョウはうつらないと思うけど、明日はうつるかもしれないな

にいたん……
冗談だッ。



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どんぐり夫婦の初詣 

2016年01月04日 | 日記
1月2日 この日の午後、私達は初詣に出かける事にしました。

じゃあ、チビお留守番たのんだよ。
 お参りが済んだら早く帰って来ますからね。
行ってらしゃい。あたしはもう大人ですから、心配しなくても大丈夫です。
それよりも、二人とも若くないんですから、くれぐれも足元を良く見て歩いて下さいね。
特に、人混みの中に行くのですから、父ちゃんは母ちゃんを見失わないように、
シッカリ手を握ってなくてはダメですよ。

ん??あッ、ああそうだな。
 分かりました。母ちゃんも迷子にならないように気を付けますよ。

これまで、母ちゃんが迷子になったのは数知れず……。
今は携帯が有るので便利になりましが、さすがの父ちゃんも、
昔はハーネスでも付けさせて歩きたいと思ったそうです。

そして二人は、はるばるお江戸へと出かけて行きました。

道中、何事も無ければよいが…っと見送りましたが、
後に、とんでもない物を背負って帰ることに……。


毎年、恒例の初詣の場所は浅草の浅草寺。年明け2日と言っても、
元旦に匹敵するほどの混雑が予想されます。年配夫婦がお参りするには命がけです。

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              【浅草 雷門】
浅草のシンボル大提灯の両サイドには、向かって右側に配されているのが風神様、
左側が雷神様です

既にこの入り口から行列が始まってます


本堂に向かって左奥に建っているのが五重塔。ライトアップされ幻想的な感じがします。
今回は、2日の夕方に来ましたのでそれほど時間はかかりませんでしたが、
それでも、ここまで来るのに約2時間ぐらい並びました。
既にこの手前辺りからは、混雑を避ける為、人数ごとに規制線が張られています。


目の前が浅草寺 本堂(観音堂)ここから先も30~40分並ぶ事になります。


画像では分かりにくいと思いますが、本堂正面まで来ますと、
ここから左右に分かれ順番に本堂の中へ入って行きます。

そして、この中が大変なのです。入る事が出来ても御宮殿を拝見する事も、
お賽銭箱の近くに行く事も出来ません。

集団ごとに区切られて入るのですが、本堂の中には前に入られた人達がまだ多数残っており、
それを待たずして次の集団が入る為、当然、中の混みようは半端ではありません。

一応『順番にお並びください』と、マイクで言われていますが、
左右から堂内の中央を目がけて人の波がどっと押し寄せ順番も何もありません。
あっという間に人垣が出来てしまいます。
これでは、御宮殿の中も拝見できず、お賽銭箱も見えません。

後ろの方からは、見えないお賽銭箱を目がけて、容赦なく小銭が吹っ飛んできます。
当然、お賽銭箱に入るはずも無く、前に居る人達の頭を何度も直撃していました。

中には、どんな投げ方をしたのかと思うような、アサッテの方向に吹っ飛んでくお賽銭も。
後ろの人達は、前の人の頭と背中に手を合わせ、神妙に参拝しているようなものです。

無理に前へ進もうとすれば、今度は出られなくなります。
どんぐり夫婦も無理のない場所で静かに手を合わせ速やかに退場して来ました。
(夫婦の投げたお賽銭も無事に箱に到達したかは疑問です)

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そして、この後は恒例のおみくじ。
今年は、引かずにいれば、知らぬが仏で済んでいたものを……。
懲りずに引いた結果が……【凶】それも2年続けて……

ありがたく拝読させて頂き、シッカリと結んで帰ってまいりました。

気を取り直して写した一枚がこちらです。
浅草の吾妻橋の手前から撮りました(ここはお勧めのスポットです)
ただし、上まで撮るのには、かなりふんぞり返って撮る必要が有ります。
ポケットデジカメではこれが限界でした


そして帰宅後、母ちゃんが脱いだコートのフードから5円玉がポトリ……
どなたが投げ入れたか分かりませんが、お気の毒な方です。
しかも2年続けて【凶】を背負ってる母ちゃんの背中に、お賽銭を投げ入れ参拝されたのですから……

その方に、不幸が及ばない様に5円玉はその日のうちに父ちゃんが、
近くのコンビニの募金箱に入れさせて頂きました。
善意への一部としてなら、その方も、観音様もお許しくださるでしょう。
(どんぐり夫婦にも、又、すぐに浅草寺へ行くだけの気力は残っていませんので)
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