けいいちの日記

「けいいち」が綴るスポーツネタを中心としたブログです

亀田興毅、完勝

2006-12-20 | スポーツ雑記
「因縁の再戦」と言われていた、亀田興毅対ファン・ランダエタのリマッチが今日行われた。
自分は8時前に家に帰り、テレビをつけたらちょうど和田アキ子が君が代を独唱していた。
今回のリマッチは前回とは異なり、ランダエタが挑発発言を繰り返し、亀田興毅は受ける側に回っていた印象を受けていたが、ゴングが鳴ると内容も全く前回とは正反対だった。
亀田興毅が今までのイケイケのスタイルではなく、亀田興毅が動き回り、ランダエタに的を絞らせない感じであり、それでいてしっかりと効果的なパンチを入れていた。(テレビでは超スローモーションのカメラでランダエタにダメージを与えている画を流していたが、それは亀田寄りのTBSの「配慮」もあったとは思うけど…)
8R以降は亀田興毅がランダエタをロープに追いやり、主にボディーを連打。
素人の自分な見ていても、10R頃で亀田興毅の勝利だと思った。

インタビューで亀田興毅は相変わらずの口調で受け答えをしていたが、バッシングの話題になった時には「親父が盾になってくれた」と言った時に涙を流していたのが印象的だった。
あれだけのバッシングに晒されていた亀田興毅、いや亀田一家の重圧は半端なものじゃなかっただろうし、今回敗北はもちろん、微妙な勝利でもバッシングが再燃するどころか膨張する可能性は極めて高かった。
だから、今回の「完勝」は亀田興毅のこれからのボクシング人生では重要な勝利だったし、これでとりあえずバッシングは収束するし、いいことだろう。

それにしても、TBSの実況や解説が完全に亀田寄りだったし、相変わらずTBSは亀田一家を祭り上げる姿勢は変わっていないようだ。
前回の微妙な判定で始まったバッシングは、亀田一家の増長した言動に端を発するが、亀田一家の周辺で喰い物にしている人達が彼らの増長を加速させた感があった。その筆頭格がTBSだと私は思っているのだが、今日の放送を見ている限り、その印象は拭えなかった。


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2 コメント

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初めまして☆ (メロンぱんち)
2006-12-21 00:39:56
初めまして。TBこちらかも送信させて頂きましたので宜しくお願いします。

亀田騒動は擁護する側とバッシング側との両極端の意見が渦巻いていて、困惑することもしきりでしたが、何となく一つの峠は越えたという気がしました。冷静な意見を述べようとしても勘繰られてしまうというか…。

試合の感想は殆ど同じです。TBSの報道姿勢には違和感を残しましたが、何よりも亀田興毅自身が試合で結果を残し、インタビューでは張り詰めていた何かを断ち切る事が出来た亀田興毅という人間的な魅力を感じさせてくれたと思います。
メロンぱんちさん、コメントありがとうございました (けいいち)
2006-12-21 21:05:02
確かに、おっしゃる通りだと思いますね。
8月の世界戦後のバッシング騒動は亀田擁護派対反亀田派という括りで議論されていて、亀田の実力というよりも、亀田興毅のキャラクターや亀田一家全般に対して焦点が当てられていました。
だから、この勝利でそれはとりあえずは終息するとは思いますが、ただ亀田興毅が世界戦で敗れればまたバッシングが再燃する恐れはあると思いますが…。

TBSの偏向的な報道にはうんざりしましたが、インタビューの涙が亀田興毅に計り知れない重圧がやはりあったことを感じましたし、亀田興毅の真の人間性を垣間見た気がします。

それにしても、TV視聴率が30%程と前回よりも12%下がりましたけど、それでもボクシングで30%稼げること自体が凄いとは思いますね。

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