けいいちの日記

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自粛のための自粛ではなく

2011-04-03 | 身辺雑記
「祝い事自粛したい」=結婚式延期、花見低調-CMも激減・東日本大震災(時事通信) - goo ニュース

結婚式や花見などを自粛する気持ちは十分に理解できます。
そりゃそうでしょう、テレビ越しで伝えられる信じられない被害の映像を見て、「自分達はお祝い事をやっていて良いのか…」と思うのは当然だと思います。
ただ問題は「あそこも自粛しているから、ウチも自粛しなければ」という気持ちが働いたとすればそれは話が変わってきます。スポーツライターの金子達仁さんが浦和レッズのサポーターを批判した際に「目的と手段がすり替わるのはこの国の常」と語っていましたが、『自粛するための自粛』ならば意味がありません。

最近になって、自粛が続くことによる経済活動の停滞で長期的には復興の妨げになるという意見が出てきています。
政府の復興財源の議論もされつつありますが、ことわざで「金は天下の回りもの」とは言いますが、お金の動きが滞れば税収の減少につながるので、義援金も大事ですが普段の経済活動を行うことも大切だと思います。
ただ震災から1ヶ月も経過していない状況で日本国民が通常の精神状態でいられるはずもありませんし、「がんばろう日本」というスローガンが溢れている中でもそれはカラ元気になってしまっている気もしますし、無理やりっぽさが付きまとわっている感じがします。

個人的にはチャリティーTシャツやCDを販売することではなく、普段の買い物や飲食、レジャー等の消費活動全ての売り上げのうち1%でもよいので義援金に回すことが良いと思います。
誰もが消費者であるわけですし、企業(特に大型小売店等)はそのような姿勢を打ち出すことにより、震災で冷え込んでいる需要を喚起することができるのではないでしょうか。
または時限立法として復興財源目的消費税創設するしかないと感じますけどね。あれだけの被害を目の当たりにすれば世論は賛成すると思いますよ。

※ 何だかまとまっていない意見になりましたご了承ください。


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