けいいちの日記

「けいいち」が綴るスポーツネタを中心としたブログです

アルビ観戦記@浦和戦 H18.7.19

2006-07-20 | アルビレックス新潟
アルビ、2-1で浦和を撃破!初勝利!!

こんな「歴史的な」(大げさですかね)一戦を目撃するため、長野県が大雨でヤバい最中、私は新潟に向かっていました
下記の記事でも書きましたが、きわどい状況下で新潟に入ると、新潟は雨はやんでいました。しかも下越に入ると、なんと青空が見えるではありませんか!「300㌔違うとこうも違うのかっ」と驚いてしまいました。

ニュースで長野の被害を聞くにつれ、少々不安にもなりましたが、それでもJ1再開でいきなり浦和レッズ戦ですよ!!「これは行くしかない!」と思い、事前に夏休を行使し承諾も得たので、乗り込みました。(というか、渋滞や通行止で帰るに帰れなかった状況でもあったのですが・・・)

さて、ビッグスワンに到着すると、早速目にしたのは浦和サポの集団。100人はいたかな・・・?それでも、昨年の12・3と比べると人数は穏やかなものだ。(あの時はJ1制覇がかかっていたからなぁ)そんな彼らを尻目に「12・3の借りは返す!」と自分に言い聞かせて、スタジアムに入る。(あの時はピッチ上で圧倒されていたのは勿論だが、サポーターも完敗だった。ファンの掲示板でも話題沸騰だった)

選手がウォーミングアップでピッチに姿を表す。
今は大宮に在籍する土屋のヒドいタックルを受けた田中達也が8ヶ月ぶりに復帰で、しかもスタメンだ。「Come on 達也 Welcome Wonder Boy」という垂れ幕が掲げられる。「URAWA BOYS」のテンションが異常に上がる。
けれども、アルビも負けてはいない。自分が71列(太鼓に近い場所)にいたせいか、浦和サポの声援が去年と比較して、聞こえてこない。アルビもエジが4ヶ月ぶりに復帰するから、エジの歌で一気に盛り上がる少なくともサポーターは「12・3」のようなことにはならなさそうな感じになる。自分もハーフのせいか、体がキレている(笑)2ヵ月半ぶりなので、テンションがハイトップだ。

さて、試合開始。
浦和のポゼッションサッカーが予想された中で、アルビがポゼッションサッカーを繰り広げる!前半1分には慎吾が飛び出して、GKと1対1になるが、これは決まらず。
新潟がテンポよくボールをつなぐのに戸惑い、アルビとしてはいいリズムなので「先制点がほしいなぁ」と思っていた前半13分、エジの放ったミドルが相手DFに当たり、GKの反応が遅れる。そして、ボールは左のポストに当たり、それがゴールラインを割り、先制点!!ビッグスワンの浦和戦(リーグ戦)では初ゴールであり、それが浦和には相性のいいエジが決めた!スタジアムの空気が一気にヒートアップする

しかし、その後は予想通りに浦和がボールを支配するが、アルビのDF陣、北野が踏ん張る。(特に小野がフリーになり、シュートを放ったが、それが北野の正面だったというツキがあったことは見逃せないが)
また、前半にもかかわらず不思議だったのは、トゥーリオがなぜかFWにいたことだが・・・。

後半に入ると、ポゼッションの浦和とカウンターの新潟の構図がより明確になる。
アルビにもチャンスはあった。特に惜しかったのは慎吾がカットすると、GKと1対1に。しかし、慎吾が切り返した時に浦和のDFに阻まれて、得点ならず。
「最低1点はほしいし、そんな雰囲気はあるんだよなぁ」と感じていたが、後半25分。シルビがショートコーナーで慎吾とワンツー。そして、コースが空いたところを狙い、ミドルシュート!!これが決まって、2-0まるで、W杯でイタリアのピルロがガーナ戦のゴールを思い起こさせた。

しかし、2-0になっても全く「これで勝てるぞ!」という思いにはなれなかった
こういう展開ならば勝ちゲームだろうが、相手は浦和だ。奴らは10分で3点奪ってしまうほどの力があることは知っているし、なによりも2-0は、においては危ない展開でもあるからだ。

攻める浦和と守る新潟、戦いの激しさは増してくる。
新潟も好機は演出し、貴章のシュートはGKに阻まれてしまう。更にはアルビのプレーヤーが倒れているのに、浦和の選手がなぜかフィニッシュに持ち込んだことで、スタジアムの空気は殺伐としてくる。
そんな最中、アルビの選手の集中が切れたのか、山田に決められてしまい、2-1となってしまう。
しかも、ロスタイムが5分!今までで最も長く感じるロスタイムとなる。
それでもアルビの選手は最後まで体を張り、浦和の猛攻を凌いだ

昨日の試合は思わず泣きそうだった。アルビの選手は誰一人もサボらず(ファビなんて、脚がつっていたし)、果敢に浦和に挑んだ。「勝ちたいんや!」という姿勢が前面に出ていたし、久しぶりに気持ちの入った、素晴らしいゲームを見せてくれた!!

これでなんと4位に浮上した事前では「降格最有力候補」と名を挙げられていただけに、(今ができ過ぎでも)、夢を見ている気分だアルビの上にいるのは川崎、ガンバ、浦和であり、ガンバと浦和は撃破しているのだから、開幕戦後では想像できないよ、マジで。
しかし、次の大分戦に勝ってこそこの勝利は価値がより出てくるのだ!今年のアルビは下位チームに対する「取りこぼし」が多いので、そこは気をつけてほしいし、浦和戦で燃え尽きないようにしてもらいたい。

そして、個人的には今季ビッグスワン生観戦5連勝だここでジンクスは途切れるかと思ったが、ここまで来ると「毎試合行ってしまおうか!」と思ってしまう。
次の鹿島戦、迷ってはいるが、行ってしまいそうな気はする・・・(結論はまだ出ていないけれども)


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1 コメント

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Unknown (YR)
2006-07-22 02:48:07
鹿島戦も迷わず行きましょう!

ゴールの瞬間や勝利の瞬間のスタジアムの一体感っていいですよね。
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