原油高はますます加速するか

カダフィ大佐殺害排除せず＝「状況次第」―英外相(時事通信) - goo ニュース

東北関東大震災や原発事故がなければ、リビア攻撃がトップニュースになっていたでしょう。しかし日本国が戦後最大の危機ですから、リビアに構う余裕なんて日本のマスコミにはないでしょうが。
カダフィの反政府派に対する虐殺行為は常軌を逸していますし、国連(欧米)が介入するのは無理がありません。しかしそこに石油利権が絡んでいるのは目に見えていますし、福島第一原発事故で、火力発電への回帰で原油確保に欧米各国が走らせたのかもしれませんが。

「リビア戦争」とも言うべき状況は確実に原油高を招きます。現在、近所のではレギュラーが151円ですが、これでよりガソリンは値上がりしそうです。更には大震災によって、原油高の要素は増しました。
この様子だとレギュラー180円台も十分あり得そうですし、大震災の復興においては足を引っ張りかねません。となると、ガソリンの暫定税率を一時撤廃することもありえますが、そうなると復興の財源が一つ消えることになります。
子ども手当の３歳までのプラス7,000円や高速無料化の財源を復興に回るという考えがあるようですが、個人的には（復興目的に特化して一時的に）消費税を上げるのが一つの手だと思います。

リビアは遠い国ですが、大震災と相まって生活に大打撃を与えそうな出来事で、リビアの行く末が心配ですね