アジアは4.5 枠を維持

アジア４．５で変わらず＝大陸別出場枠決まる―１４年Ｗ杯サッカー(時事通信) - goo ニュース

妥当な結果ではないでしょうか。
昨年のワールドカップでは南米勢が全て決勝トーナメントに進出と大陸別では「勝ち組」の筆頭でした。一方、開催国枠を含めて６ヶ国が本大会に出場したアフリカ勢で１次リーグを突破したのがガーナのみと「負け組」の筆頭でしたから、この増減は当然ではないでしょうか。
個人的には南米は（ブラジルを含めて）６、アフリカを4.5にしてもよかったのではないかと思います。（ホームであるアフリカ大陸で結果を残せなかったのは「アフリカの時代がやってくる」という論調に水を差した格好ですし）

アジアは4.5枠を維持しましたが、これは昨年のワールドカップでの日韓両国の頑張りがなければ削られていたと思います。もし南アフリカ大会でアジア勢が１次リーグで全滅していたら、ドイツ大会に引き続きの惨敗でしたから3.5枠になっても文句は言えないでしょう。
日本または韓国のどちらかが決勝トーナメントに進出したとしても「その国だけは強い」と見なされてしまう恐れもあったわけで、１次リーグを突破したのが２ヶ国だったというのが大きかったと思います。

これで３次予選や最終予選は南アフリカ大会と同じ形式になると思われます。
３次予選を突破すれば、最終予選となるわけですが、前回の最終予選の組み合わせでは第２グループに位置づけられていた日本ですが（第１グループは韓国とオーストラリアでした）、ワールドカップベスト16と直近のアジアカップ制覇により第１グループに振り分けられるのは確実な情勢です。
第１グループのもう１ヶ国は間違いなく韓国またはオーストラリアだと思いますが、個人的には公式戦、しかもワールドカップ最終予選というシビれる舞台での日韓戦を見てみたい気持ちがあります。
もし韓国が第１グループになれば、前回同様オーストラリアと再び本大会出場権を奪い取らなければなりませんが、アジアカップでは思ったほど若手が台頭していないオーストラリアの方が汲み易いのかなとも感じます。
まぁ、３次予選を突破しなければ絵に描いた餅になりますが