アジア枠はＮＰＢにこそ必要だ！

Ｊリーグ、日韓中の「アジア選手枠」創設を提案(読売新聞) - goo ニュース

新年からグッドニュースです
これについては前々から思っていましたが、しかしこれはサッカーではなく、プロ野球の方が早急にやるべきでしょう！

今、プロ野球ではＭＬＢへの選手流出が止まりません。
投手では野茂がパイオニアになり、伊良部、吉井や長谷川、石井一久や佐々木、松坂に岡島など各球団の核となるプレーヤーが海を渡っています。野手ではイチローが契機になり、松井秀喜や松井稼頭央、城島、岩村などこれまたチームの「顔」というべき選手が移籍しています。そして今年も黒田や小林雅、福留など主力選手がＭＬＢの舞台に立ちます。
しかもニッカンによると来年、ダルビッシュ獲得をヤンキースが検討しているという報道もあり、日本人選手のＭＬＢ流出は不可避な情勢です。
ＮＰＢもサッカーのように「レンタル移籍」の道を探ったり、何か手を打つ必要がありますが、個人的にはＮＰＢをアジア最高峰リーグにするべきだとつくづく感じています。
今、韓国の選手がＮＰＢを目指す動きが活発化しています。ソン・ドンヨルやサムソン・リーがパイオニアになり、今ではイ・スンヨプやヤクルトに今期入団した林昌勇も韓国では相当の実力者みたいです。
朝鮮日報によると韓国プロ野球の平均年俸はあの楽天の半分だというのですから、日本にとってのＭＬＢと同じように韓国においてのＮＰＢは憧れの存在のようです。
台湾でも陳金峰がＭＬＢに挑戦したものの成績も芳しくなく、台湾での年俸が日本では３千万円だというのですから、実力ある選手がこれまたＮＰＢを目指すのは間違いないでしょう。
韓国や台湾のプロ野球の地盤沈下という懸念はありますが、それでもＮＰＢをアジア最高峰リーグとして展開していけば、アジアの野球水準を向上させることができますし、ＭＬＢとの対抗軸になる可能性も秘めているのです。

新春から言わせてもらいましたが、ＮＰＢはＭＬＢへの人材流出や球団拡張など、改革すべきことがまだまだ沢山あるのです。