シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

4月29日 海上てくてく

2007年05月26日 | 釣り
4月29日 釣行記

 天気予報では、波1m、風も5m以下の絶好のコンデション。
新カヤックの積み下ろしもコツを得た感じ。
さて重いシットオンカヤック(26kg)を一人で扱うコツを紹介。
塩ビ管をU字ボルトで、前後のキャリアのドア側いっぱいの所に固定。近くで見るとかっこ悪いがコーナンでそろえればキャリアのオプションを買うよりはるかに安い。カヤックにはざらざらしたすべり止めテープを立てかける時の滑り止めと傷防止の為に、先端付近に貼り付けておく。次にカヤックの先端をドア横1mほどのところに位置させてから、壊れやすいラダー側を持ち上げ、先端を軸にカヤックを立てる。ほとんど垂直にしてから、管に立てかける。ここで斜めに立てかけると、ずりあげる際にカヤックが横にずれて落とす危険があるのでまっすぐに整える。それから先端を持ってずりあげ、管の所がカヤックの真ん中を過ぎたあたりで管を支点にカヤックを水平にする。この時点で重さはほとんど管が負担しているので、軽く動かせる。カヤックを90度振って前後のキャリアに移動させてベルトで縛ってできあがり。下ろすときはその逆。最初は立てかける最中に先端がすべって横に逃げて、先端が傷だらけになるわ、苦労して立ててもすべって倒れないかヒヤヒヤするわ。思いついたすべり止めテープの効果は抜群で、特に帰り際、体力消耗時の一仕事から開放された感じ。

 さて海上。今回の餌はサバの短冊。皮が強いのですぐにとられず、皮だけになっても生き物のようにはためく。また、回転しづらいので、深場に落としても絡まない。パラシュートアンカーで流しながら、グリグリ、ガチャンのボトムバンピングに最適。エサだからとじっとさせるとベラの餌食。ストンと着底してフワッと餌が漂う瞬間にガシラを飛びつかせるイメージ。バスのラバージグとまったく同じ。こつはアタリを感じないなら、3秒以上止めないこと。その時点でその周りに飛びつく魚がいないと決め付けグリグリガチャン。時々チェックしてハリ先を出しておくこと。餌を5~10ミリ幅で細長くきっておくこと。餌がヨレヨレでも取り替えずに追加してでかくしていくこと。落下時餌が回転しないかチェックすること。

 日本海ではこの方法でアコウ、お化けガシラ、ホウボウ、マハタ、メバルの40センチクラスが揃い、かつ魚探で底の根を見つけてはズバズバ攻める感じの釣りなので今一番はまっている。何より集中力が続くのが良い。今では中層に魚の反応がない限り、メタルジグのタックルには手をのばさない。

 しかし、今回は3時間でガシラ30センチを先頭に20尾ほど。但し、潮が殆ど効いていないせいか、あっちでポツリ、こっちでポツリ。テンポが悪いとつい小さいサイズもキープしてしまう。和歌山では小さいガシラの数釣りになりがちなので、磯の先端に移動して、スピニングタックルでキャストしてのジギング。魚探には何も映らず期待薄。でもキャスティングの感覚、しゃくりとリーリングのリズムが楽しく、疲れるまで続けてしまった。

 磯で釣りをしている人をチェック。ダメな時はどんな釣りも動きがなく、だらけた空気が漂う。そんな時、大きく場所移動しても期待薄で、潮待ちか、帰るに限ることが最近わかってきた。

 腕が疲れたので昼からは中錘式エギング。風が弱いのでスパンカーのみの流し釣り。魚の網を吊り下げる位置を少し前にしたのが正解で、もっと前にするとパラアンカーなしで風に立ちそうな感じ。風の強い時の効果を早く確認したい。風で下がった分だけ漕いで前進、手は常にロッド操作が実現するかも。
さて、最近のイカブームはすごいもので、堤防から船から磯から、エギングとヤエンの集中砲火でアオリイカはえらいことになっている。ドライブの間にランガンしている感じの羨ましいアベックから、高そうなイカ専用タックルを一人3組以上もっている4人組もいた。自分はイカオンリーにそこまで熱くなれない。

 そんな自分は、真剣さで完全に負けており、といって勝つ気も湧いてこず、珍しく約3時間もかけたのにイカはボーズ。5時上陸して帰路に着く。今回はカーナビが活躍。いつもとは違う道の指示のもと、一般道と高速の渋滞区間を迂回。以外とあっさり帰宅。

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