昨日の夜、外に干してあった雑巾タオルに一匹の虫が

わっ

ハチ

そのうちに飛んで行くだろうと、そっと勝手口を閉め
そして今朝―――そんな事はすっかり忘れ、タオルに手を掛けようとした瞬間
きゃ

まだいた

同じ所に佇んでいるハチらしき虫が

「昨夜からずっとハチがいるよ、見て来て。」
息子が見に行く。確かにハチっぽいのがいるけど、ハチではなくてカミキリムシみたいだなあと言う。
見た目は黄色と黒の模様でスズメバチみたいに見えるけど、よくみると姿形はカミキリムシのようだ。
シロスジカミキリムシは見たことがあるが、この配色は??
早速調べて見ると、ハチによく似た「トラフカミキリムシ」だった。
トラフカミキリはハチのように腰はくびれていないし、翅もない。
これで天敵を騙し、うまく敬遠されるようなら、生き残るための必要不可欠な術となるのでしょう。
数時間後、そっと覗いてみたら、もう居なかった。