メキシコシティの女性下着店

　メキシコの面積は日本の約5倍（196万㎡）です。人口は日本より若干多い約1億3,160万人（国連人口基金（UNFPA）の「世界人口白書2022」）です。人口の大部分は、メスティーソと呼ばれる紀元前から古代文明を発展させた先住民族と16世紀から植民地開拓でやってきたスペイン人との混血で、最も多い約６割を占めています。次に多いのは、元は日本人と同じモンゴロイドの先住民族のナワトル族、マヤ族、オトミ族などが合わせて約3割です。加えて、ヨーロッパ系やアフリカ系、アジア系の人々も一定数います。

　そうした多文化主義・多民族国家を反映して、街を歩く人々の肌や髪、目の色や体格・体形等が多様ですが、成人女性の平均的な体格は身長が約155cm、体重が約60kg程度で、やや丸みを帯びた体形が一般的です。

　写真は、首都メキシコシティの中心エリアで、人気観光スポットのソカロ地区の商店街で撮影した女性用衣料品店のショーウィンドーです。日本人感覚で言えば、太り気味でお尻が大きい女性向けに、「ショーツは柔らかく伸びてあなたのお尻にもフィットしますよ・・・」ということがセールスポイントということなのでしょうか。買い物客の多い表通りの商店街にこんなお店がいくつもあります。

 

（撮影日2023年3月）

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