ケンタロの出番

04年03月21日（日）　ケンタロの出番 _____

サッカー熱の高まっている我が家だ。
ついこの前まで、アテネオリンピック出場のかかるU-23age　の予選だったし、
今度はJ-リーグにも目がいくようになる。
ゴン中山が復活するし、イルハンのプレーも身近に見れるし。
ユウトにもおかあさんにも楽しみ山積だ。
ケンタロにとってはつまらないかもしれないが。
なぜって、サッカーのある日っていえば、おにいちゃんはもちろん、
おかあさんもテレビを見るのに夢中で、全然遊んでくれないからだ。
話しさえもちゃんと聞いてもらえないので、ケンタロはおもしろくないことだ。

うちでは、みんなよく喋る。
おにいちゃんは小さいころから口が達者で、
よく、上に兄弟がいるのかと聞かれた。
（まあ、そのころは毎日大人に囲まれて暮らしてたから、耳が育ったのかも）
おかあさんもよく話す。
オヤジがこれまた喋りだしたら止まらないタイプ。
いやでも語彙の増えるケンタロだけど、
肝心の自分の喋る出番がなかったら面白くない。
負けず嫌いのケンタロは、誰かが喋っているときに、
横やりをいれるかのように自分も喋りはじめる。
すると、しまいにはに止められてしまうのだ。
『ケンタロ、今はオレが喋ってるから』
ちゃんと自分の番まで待てと言われて制止がかかる。
しぶしぶ口をひっこめるケンタロだが、
ある時、オヤジが言った例えをちゃんと覚えている。
『学校でも、保育園でも、ちゃんと“はいっ”って手をあげるやろ』
『それで、○○クン』って指されてから話しはじめるやん？

ケンタロは、他の人がが喋っていて聞いてもらえてないと、
その時のことをちゃんと実行にうつす。おもむろに

　『はいっ！』　　　っと勢いよく手をあげる。

最初見たときは思わず吹きだしてしまったが、ケンタロは大真面目だ。
そう、こられたら、あてるしかない。
『はい、ケンタロくん』

ケンタロはにやり、として得意になって話しはじめる。。。。。
これがウチのルールだ。


ケンタロって。。。よそでもやってんのかな？
『はいっ！』って。
それでちゃんとあててもらえてるかなー？？