2日続いた雨空もすっかりと晴れ渡って空は夏空
西谷の森公園口で下りた後は田園景色を目にしつつ西谷の森管理棟までは10分。
丸山湿原へのルートの確認をし出発は10時50分。
5月に来た時は早苗から少し伸びた状態の稲がもう、その一株一株の領域が分からない程、
大きく育っている。
丸山湿原の標識を見て左方向に山の中を目指す。
途中、用水路に群がる小さなトノサマガエルを観察したり沢山実ったアケビや栗、キーウィの様子に
秋の収穫を無責任にも空想したりしながら舗装路を進むこと50分。
数台分の駐車スペースがあるのでここまでは車で来ることも可能である。
突き当たりをフェンス沿いに前日の雨で湿った湿原への道を行く。
15分程歩けば大岩岳との分岐がある。
今回は夏場の事もあり、まず無理をしないことから大岩岳への行程は残念し左手に進路をとり
軽い登りを進む。湿度が高く汗ばんではくるが気温を測れば28度。3度程低い。
湿原の入り口には丸太で歩行路が作られている。ここを渡れば湿原の周回コースになる。
西回りコースを選び少しの登りがあって12時、鉄塔の下に着く。このコースではこの地点が一番
高いようだ。日陰を選んで昼食。
12時40分、標識に従って下りに入る。湿原から流れ出る水音が汗ばんだ身体に心地よい。
途中、川下川ダムへの分岐を左にとると一時、視界から離れていた湿原風景が現れ白いペンキが
塗られた観察用デッキから今回の目的の「サギ草」を探すが開花には未だ早い様で素人目にはよく
わからない。
丁度、いいタイミングで観察員の方と遭遇し説明を受ければポツンポツンと咲いているのがわかり
あちこちで感激の声が聞かれる。
観察員の方の説明によれば今年の開花時期は8月5日~9日辺りだろうとの事。その時は囲った
一帯がサギ草で真っ白く彩られるそうです。
山間の湿気を含んだ空気はみずみずしく夏の暑さで精気を失いがちな体中の血液がリフレッシュ
するようだ。
夏場のハイキングの為、余力を残しつつ14時、管理棟に帰り着く。
無理なく楽しめるいいコースでした。
メンバーの皆さん、日程が合えばサギ草の群生を観察に行きましょう。
丸山湿原
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます