やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」4月例会報告 栂ノ尾~嵐山 参加者11名

2018-04-23 | 日記
 京都駅烏丸口からJR西日本バスで約50分、高山寺で知られる栂ノ尾に着く。
バス道を10分程、戻り槇ノ尾から清滝川沿いに歩く。
秋の紅葉スポットはこの辺りから始まるのかモミジの緑豊かな枝葉を目にしながらのコース取りに
晴れやかな気分がより一層高揚するのがメンバーの顔にも足取りにもうかがえる。
20分程で高雄橋を渡り神護寺の石段を右に見て清滝橋へ、頭上には濃い緑、薄い緑の
グラデーションでモミジの彩が目に心地よい。
清滝橋からは時折、北山杉の並木道を進むが大部分は清滝川の清流沿いに進む。
春の初めに芽吹いた樹々が新緑を迎え山からの風の匂いを薫風に変えている。
川面にはきらめく光と新緑を映し川の流れが瀬音となって耳にも心地よい。
対岸には所々に山藤の群生が緑の中にくっきりと咲き誇っている。
11時30分、廃屋と化した茶店跡がある広場でモミジの大木をバックに記念写真を撮る。
潜没橋を渡り金雲渓を行く、堂尻橋から堂承川を遡り少し汗ばむ程の初めての登りがある。
12時10分金鈴橋に、川沿いに下りて昼食とする。
陽気に誘われてか何組もの家族連れがバーベキューや弁当を広げたり川遊びに興じていた。
12時50分、落合橋に向けてスタート。ここからは左手に金鈴渓の渓流美を堪能しながらの
トレッキングとなる。天気予報では30度にもなるとの事だったが川面を渡る涼風に
感じるのは爽やかさだけ。
13時30分、落合橋に着き,さて、ここから保津峡までは30分、嵐山までなら90分。
みんなで協議の結果、急坂の続く6丁峠を越え嵐山までの道を選ぶ。
峠への道はつづら折れで今日一番のきついコースとなるがガマズミの白い可憐な花に
癒され、そして谷底からの大木に絡まって咲く藤の花が峠道故丁度目の高さにそして
手の届くところに咲き誇っていて深く息をすれば柔らかく甘い香りが疲れ気味の脳細胞に
敏感に作用し登りのつらさを和らげてくれるようだ。
そして下に目をやれば保津川下りの川船がいい眺めだ。
峠を登りきった後は鳥居本から化野念仏寺を通り嵯峨野の風情にしばし触れながら
嵐山到着は16時。予定よりは少し遅れたがゆっくりと新緑の季節を楽しんだいい一日だった。
そして紅葉の季節にはもう一度是非、歩いてみたいコースだとメンバー各自の胸に宿った
いいコースでした。
みなさんお疲れ様でした。僕達はいつものごとく梅田の「ミュンヘン」で一杯やって帰りました。

栂ノ尾~嵐山

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