日生中央から阪急バスで15分、木津上で下りる。すぐ前の猪名川町立ふるさと館が今日の
スタート地点だ。10時30分、見上げれば冬空らしく鈍色の空。
右手に猪名川の田園風景を眼にしながら猪名川渓谷ライン沿いに進めば20分程で
「栃原めぐみの森」の看板があり右手に山道へと入っていく。
天気予報では2時からは5㎜の雨予想ともあって先を急ぐ。南天の赤い実が行く先々で見られる。
最初の標識を右折し舗装された林道に入る。
ここからは軽い坂道が続く。冬枯れた木々の落ち葉を踏みしめながら11時05分「ジャライバ」
と呼ばれている広場に着き汗ばんだ体を冷やすべく着込んだセーターを脱ぐ。
林道は杉の木立の間を縫って続き踏みしめる落ち葉はますます多くなるが
歩を重ねるごとにシャキシャキと聞こえる8人の靴音のハーモニーが心地よい。
右に「森の玄関」左に「峰池」の分岐を左に取り今日一番の登りになる。ここまでの登りで
徐々に上がった体温がヒートアップして心地よい汗ばみを感じる。尾根道まで登りきり
ここで一服。気温を計れば8℃。杉の木立が終わり広葉樹の落ち葉道になる。
11時20分、峰池到着。森の静寂を全て取り込んだように冬空と森の樹々の緑を水面に写す
姿は神秘的そのもの。メンバー一同、感動の声を漏らす。
ベンチもありここで昼食とする。ここまでの歩行で温まった体には寒さは感じない。
12時、めぐみの森最高峰(431m)に向けて出発。峰池を雑木林越しに見下ろしつつ進めば
最後の登りになる。登りきった所がめぐみの森のようだ。コナラ、アベマキ・クヌギなどの
落葉広葉樹の落ち葉が敷き詰められ森独特のいい匂いがする。ここで記念撮影。
よく整備された歩行路を谷底に下りるようにこの森のメイン会場、森舞台に向かう。放置されている
せいかどのように使われていたのかがよくわからない。むしろ後方に見える小さな池が
落ち葉のタンニンをたっぷり溶かし込んでいるのか深い錆色で印象的だった。
再び峰池への急坂を登り来た道を引き返す。登りには見えなかった景色も余裕を持って見ながらの
下りは見落とした景色が又、新たな感動の場を幾つも与えてくれた。
始めて目にする実を落としたマムシ草の毒々しさ、敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら歩く
冬の山道を十分に楽しんで14時10分「ふるさと館」到着。
バスの時間までの1時間、温かい紅茶とコーヒーで今日を振り返り最後まで笑いの絶えない
一日だった。
栃原めぐみの森
スタート地点だ。10時30分、見上げれば冬空らしく鈍色の空。
右手に猪名川の田園風景を眼にしながら猪名川渓谷ライン沿いに進めば20分程で
「栃原めぐみの森」の看板があり右手に山道へと入っていく。
天気予報では2時からは5㎜の雨予想ともあって先を急ぐ。南天の赤い実が行く先々で見られる。
最初の標識を右折し舗装された林道に入る。
ここからは軽い坂道が続く。冬枯れた木々の落ち葉を踏みしめながら11時05分「ジャライバ」
と呼ばれている広場に着き汗ばんだ体を冷やすべく着込んだセーターを脱ぐ。
林道は杉の木立の間を縫って続き踏みしめる落ち葉はますます多くなるが
歩を重ねるごとにシャキシャキと聞こえる8人の靴音のハーモニーが心地よい。
右に「森の玄関」左に「峰池」の分岐を左に取り今日一番の登りになる。ここまでの登りで
徐々に上がった体温がヒートアップして心地よい汗ばみを感じる。尾根道まで登りきり
ここで一服。気温を計れば8℃。杉の木立が終わり広葉樹の落ち葉道になる。
11時20分、峰池到着。森の静寂を全て取り込んだように冬空と森の樹々の緑を水面に写す
姿は神秘的そのもの。メンバー一同、感動の声を漏らす。
ベンチもありここで昼食とする。ここまでの歩行で温まった体には寒さは感じない。
12時、めぐみの森最高峰(431m)に向けて出発。峰池を雑木林越しに見下ろしつつ進めば
最後の登りになる。登りきった所がめぐみの森のようだ。コナラ、アベマキ・クヌギなどの
落葉広葉樹の落ち葉が敷き詰められ森独特のいい匂いがする。ここで記念撮影。
よく整備された歩行路を谷底に下りるようにこの森のメイン会場、森舞台に向かう。放置されている
せいかどのように使われていたのかがよくわからない。むしろ後方に見える小さな池が
落ち葉のタンニンをたっぷり溶かし込んでいるのか深い錆色で印象的だった。
再び峰池への急坂を登り来た道を引き返す。登りには見えなかった景色も余裕を持って見ながらの
下りは見落とした景色が又、新たな感動の場を幾つも与えてくれた。
始めて目にする実を落としたマムシ草の毒々しさ、敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら歩く
冬の山道を十分に楽しんで14時10分「ふるさと館」到着。
バスの時間までの1時間、温かい紅茶とコーヒーで今日を振り返り最後まで笑いの絶えない
一日だった。
栃原めぐみの森