やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

3月番外編 須磨~栂尾山へ

2015-03-14 | 日記
 2月例会が天候不良により2度ともに流れ、ようやく番外編として再々挑戦。
朝7時台は生憎の雨模様。それでも昼頃には天気回復との気象予報に望みを託して
山陽電鉄須磨浦公園駅に集まったメンバーは6名。
9時半のスタート時にはほぼ止んでいてロープウェイ脇の遊歩道を辿ること約50分で
鉢伏山(248m)から旗振山(252m)迄、一気に登り切る。旗振茶屋から見る須磨の海は
晴天時にはさぞや絶景かとも思うが本日は小雨に煙っていて見晴らしは望めなく残念。
ここから六甲縦走路に入る。雨も上がり縦走路に足を踏み入れた昂揚感で自然と足の方も
軽くなる。
鉄拐山(237m)の三角点を越えておらが茶屋迄の尾根道は適度なアップダウンンがあり心地よい。
この後、これまで稼いだ高度が全部下ってしまう程の急な下り階段で高倉台団地に。
団地の敷地内から正面を見上げれば目指す栂尾山が見える。
登り口に来て見上げれば一直線に伸びる急な階段に気持ちが萎えてしまいそうになる。
気を取り直し登ること実に460段。登り切ると栂尾山(274m)山頂。
かいた汗がもう引いている。ここまで約2時間20分。
天候も回復し日差しも出てきて眼下に見える須磨の海がきらめいている。
遠くに明石大橋、沖合を通る船舶がまるで雲間に浮かんでいる様にも見える。
ウバメ樫の木立を抜けて稜線に吹く風は湿気を含んで少し冷たく感じつつ
須磨離宮公園迄一気に下る。
本日の目的の一つである離宮公園の梅林は今が盛りの花模様。
春の気配と梅の香を含んだ冷泉な空気を肺に満たせば山歩きで少し疲れ気味の
体力が回復するのが感じられる。
帰路はいつもの如くチョット一杯、今日は三宮で途中下車し「ミュンヘン」の
ビールと唐揚げで打ち上げとする。
栂尾山へ

須磨離宮公園の梅林