
大相撲とともに、かじ職人―福岡
(時事通信) 11月20日(月) 11時32分
土俵作りに使う「土俵鍬(くわ)」を磨く大庭利男さん。日本でただ一人となった土俵鍬職人。大相撲九州場所が始まり、力士とともに、土俵鍬約40本も福岡に集まった(19日、福岡市中央区) 【時事通信社】
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いくら強い横綱や関取がいても、関取だけでは相撲はできない。行司や呼び出しも必要だし、さらに目に見えないところで支える無名の人々の存在があってこそ、相撲は成立する。
カゴに乗る人、かつぐ人、そのまたワラジを作る人
……といって、世の中には、どんなことでも、それを支える縁の下の力持ちがいる。大相撲の場合も同じ。
日本でただ一人となった土俵鍬職人が今日もコツコツと縁の下で支えている。
時恰(ときあたか)も、大相撲九州場所が連日熱戦を繰り広げている。
06.11.21