気ままにデジタル写真館

埼玉県杉戸町を本拠として主に野鳥、星座、花、昆虫等、季節に応じて気ままに写真を撮っています。

スタック・アンド・ティルト打法の感想

2013-10-21 22:30:00 | ゴルフ理論
2013.10.21(月)
今日は、スタック・アンド・ティルト打法について書いて見ようと思います。最初は「スタック・アンド・ティルト」の動画を見ていたのですが、その後、本屋で「スタックアンドチルトゴルフスイング」という本を買ってきました。詳細はまだ読んでいないのですが、動画を見てまとめたものを下に書いておきます。タイガー・ウッズもこのスイングを取り入れています。でも、全て取り入れているわけではなく、タイガーはリストターンをしています。このスイングも、ブログで見たときは良いと思ったのですが、他のブログや本を見ていくうちに自分には合わないような気がしてきました。でも、左に重心をかけ、スイングする点は良いと思っています。自分も左に体重を置き、スイングする練習を始めています。

スタック・アンド・ティルト打法の要旨は、次のとおりです。
◎スタック・アンド・ティルト打法(The Stack and Tilt Swing)
・この打法は、アメリカのティーチングプロのマイク・ベネット(Michael Bennett)とアンディ・プルマー(Andy Plummer)の両氏が創設したスイング理論です。
・スタック(Stack)とは「物を重ねる」と言う意味です。ティルト(Tilt)は「傾ける」です。
・この打法でのスタックとティルトですが、スタックは腰の中心、両肩の中心(首)を同じ位置の延長線上にしっかりと重ねると言うことです。
・ティルトは背骨の傾きです。この打法では背骨の傾きが非常に重要で、肩の円回転をスムーズに行うために背骨の傾きが変化します。
・前傾姿勢の角度を変えないまま 肩と腰を回転させるから、背骨はバックスイングの時にターゲットの方に傾き (Tilt という言葉が打法名に入っている由縁)、そして、インパクト時にほぼ真直ぐになって フィニッシュでは 右に傾く(逆Cの形)というフォームになる。
・フィニッシュで、尾てい骨を前方に押し出して背骨を伸ばしています。
・バックスイングの開始からフィニッシュまで背骨の傾きが変化します。そうすることで、ボールの垂直線上の回転軸を保つのです。
・この打法は左右の体重移動でパワーを出すのではなく、回転力で飛ばすのです。
①体重配分と姿勢
・アドレスの時、両足の角度を外に広げ、ハの字のように構える。スタンスはクローズドスタンスです。
・ボールの垂直線にグリップ、首が重なるように構える。上体は垂直方向にまっすぐ構える。
・両肩はほぼ水平だが、右肩はグリップが下がっている分わずかに下がっている。
・グリップエンドは左脚の内側を向く。
・両肘をしっかりくっつけるイメージで構える。
・最初から重心を左に55%くらい置いて右へあまりかけずにスイングする。
②バックスイングからトップ
・左肩を下げながらバックスイングし、飛球線から20度インサイドに引いていく。
・バックスイング初めに頭を右足方向に向け、インパクトまで顔の向きを変えない。
・頭を軸に体をコマのように回転させる。前傾姿勢を保ったままで頭、両肩の中心(首)、背骨、腰をボール鉛直線上に一直線に並べるようにする。
・バックスイングは、体を起こした状態で見ると、背筋を伸ばした状態で左に傾き、体を右に回す。前傾した状態では、左肩が落ち、手を上げたような形になる。手を上げた状態が理想のバックスイング。
・バックスイングからトップにかけて右足を伸ばし、左膝は曲げる。
・今までのバックスイングでフェイスを開き、インパクトで戻すスイングはスライスが出やすいので、開く作業をやめる。
・フェイスを開かず、手首を返さずに直線的にスイングする。
※これはリストターンしない動きなので、ストロンググリップを強めにすることが必要です。
・スイング直後からコックを始める。コックは手首を回さないで上に上げる。
・トップで背中が飛球線方向を向く。
・腕の形の二等辺三角形をキープする。
・体重は左に55、右に45くらい、少し右に移動する。
・体重移動をしない代わりに、上半身の捻転運動を利用してパワーを伝える。
③ダウンスイングからインパクト
・両肩の中心(首)をセンター軸に保ちながら腰を目標方向にスライドさせ、左足を地面に踏み込む。この打法では、右足→左足の体重移動はありませんが、両足→左足加重していくので、体重の乗った「分厚い当たり」のインパクトが得られるのです。
・インパクト時は、バックスイング時より体重を左に乗せる。耐重配分は、アドレスからバックスイングまでは左60、右40で、インパクトでは左80、右20とする。
・コックはなるべく解かず、手首の角度120度くらいをキープしながらグリップをボールよりも前に出し、腕の二等辺三角形を崩さずにボールを打つ。リストターンはしない。
・インパクトでは右足は伸ばしたままつま先立ちする。
・インパクトの瞬間は、右足が伸びやすいように左膝を曲げる。
④インパクトからフォロースルー
・前傾したアドレスから左肩を下げ、インサイドに引くバックスイングによって、ダウンスイングからフィニッシュにかけて両肩、両手が背骨を中心とした円運動をします。従ってインパクト以降両手の通り道は目標方向に対して20°左になります。
・インパクトからフォロースルーにかけて、右足を伸ばし、腰を押し上げる。
・フォロースルー時はお尻を押し込むように体重を左にかける。範囲を狭めた体重移動をする。
⑤フィニッシュの形
・インパクトで伸びた右腕は、地面に対して水平の位置を越えたあたりから再コックしてフィニッシュを迎える。
・フィニッシュは、ハンマー投げをイメージする。
・腰を前方に出し、遠心力を利用し、腕を伸ばし手を高く上げる。
・フィニッシュでTuck The Butt(尾てい骨を背中の下にしまいこむ)ように、背筋に力を入れて反るような逆Cの姿勢をとる。
・右足は前を向くが、まっすぐで右足つま先立ちとなる。右膝は左足に寄せない。
⑥まとめ
・左足に体重をかけ、右に重心を寄せずスイングする。
・体重移動を行わない分、体を捻転させる。
・頭を軸にコマのように体を回す。
・左足を曲げ、右足を伸ばした腰の回転運動をする。インパクトの瞬間は、右足が伸びやすいように左膝を曲げる。
・フィニッシュは腰を高く前に突き出し、手を高く上げる。
・手首の返しを遅くする。コックはなるべく解かず、手首の角度120度くらいをキープしながらグリップをボールよりも前に出し、腕の二等辺三角形を崩さずにボールを打つ。


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