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余録:明治初めに来日したドイツ人医師ベルツは…
毎日新聞 2013年10月12日 01時04分
明治初めに来日したドイツ人医師ベルツは東京の大火に出合い、被災した人々の立ち直りの早さとともに焼け跡の様子に驚いた。「まったくの木材のみからできた家屋で残存するものは何もない」
▲「家具類のこわれたのも、金具などが焼け固まったのも、暖炉の崩れたのも−−何もない、何もないのだ」。火事が頻発する江戸時代からの東京の庶民は、はなから焼けやすい安普請(やすぶしん)の借家でほとんど家具もない暮らしを選んだ。焼け跡には何も残らなかったわけだ
▲つまり耐火建築よりも身軽に逃げる方が優先された昔である。時代は変わり都市は耐火化して暮らしは安全になった。そう思っていた人は、建物の外観の損傷の少なさと起こった惨事との対照に絶句したろう。火災で多くの死傷者を出した福岡市の医院のビルである
▲入院患者や医院関係者10人の生命を奪った未明の火災だった。発見が遅れて初期消火も行われず、各階の防火扉も作動しなかったという。死傷者は高齢者がほとんどで、自由に動けない人も多かったはずの整形外科医院だ。いったい防火の備えはどうなっていたのか
▲初期消火もできずに多くの高齢者を入院させるなら、スプリンクラーがあればと誰しも思う。だがグループホーム火災続発で厳しくなったスプリンクラー設置義務も医療施設には及ばず、当の医院も設置義務対象外だった。実情に応じた先手はまたも打たれなかった
▲昔の人には夢のようなビルも、一旦出火して適切な防火設備や避難誘導がなければ逃げ場所のない迷宮(めいきゅう)になってしまう。文明の進歩を先人に胸を張って報告できるのか、自らに問わねばならない。
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つぶやき
文明は本能と身体を退化させる? 交通手段の発達で多くの人は歩くことを忘れた。
そこで それに気が付いた方達は「歩こう会」などを始めた。「歩こう会」が流行るわけだ。
「一日一万歩」 ・・・今の私には夢のまた夢になりました。
地震にたいする対応も問題ですが火事も怖いですね。今回の建物は30年以上経過していると聞く。防火シャッターが作動しなかったというが院長の説明では数日前にテストをして異常はなかったといわれている。
どうもどこかがおかしい? これから解明されるだろうが疑問が多い。
以前(30年~40年前)にはマンションの壁・天井・床の仕上げ材の材質が問われたが今はあまり聞かない。 建材が燃えると「毒ガス」 を発生するということだった。
当時の火事により死亡された被災者は殆どの方が焼けていなく発生ガスによるものが死因であった。
たとえ建材が燃えなくても乾燥時に自然発生するということだった。そのガスのために健康な身体を壊された方々も多くでたのだ。これは接着材にも問題があったようだが?
「文明が人を壊す」 自然を大切にしないと「倍返し」を受けるのは人間を初めとする生き物ではないか?
北京の大気汚染など・・・・よく あの空気の中で生きて居れると外野の私は思う。
きょは とても いいお天気で暑くなりそうである。庭の寒暖計は26度 (午前8時 丁度)
きょうは花の国プールに行く予定である。
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