大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

大阪市の教職員に「公務員としての品格を備えた服装」の強制!

2014-07-13 14:06:14 | 大阪市の橋下教育の現状
大阪市の教員統制が服装にまで及んできています。7月11日付けの大阪市教育センターから各学校長への「事務連絡」で「この度、大阪市人事室職員人材開発センターが研修受講時の服装についてのガイドラインを定めました。教育センターにおける研修につきましてもこれに準じるものとして、・・・・貴校教職員への周知をよろしくお願いいたします。」との文書と共に教育センター研修時の服装のガイドラインを送ってきました。
これは大阪市人事室主導して大阪市職員の研修時の服装を強制し、大阪市の教職員にも適応するものです。

ガイドラインには、以下の項目が並びます。
・公務員としての品格を備えた服装
・市民が求める職員像一公務員らしさ一信頼、清潔、誠実さを感じさせるもの
・研修講師に対して失礼のない服装
・スーツ、ジャケット毒用を基本とする

その具体例として以下を列挙しています。
・シャツは襟付きとする
・靴はビジネスシューズなど、かかとを固定した機能的な落ち着いた色のもの
・タイツ、ストッキング、靴下は、薄ら着いた色(ベージュ、黒など)のもの
・ウオームビズとしてのセーター、カーティガン等の着用は可
・クールビズとしては、肌の露出の少ないもの、襟付きのシャツ

また、「ふさわしくない服装の場合、研修受講をお断りすることがあります。」との文言もありました。

さらに、ダメな服装として
・派手な色、柄、模様のもの
・華美なもの
・派手なアクセサリー
・Tシャツ、ランニングシャツ、ノースリーブ
・ジーンズ
・丈の短いスカート、ズボン、カーゴパンツ
・スウェット、ジャージ
・下着が見えたり、映るもの
・レギンス、トレンカ、スパッツ
・サンダル(ミュール)などのかかとの固定されていないもの
・研修受講中のサングラス、帽子の着用

をあげています。
どこまで管理するつもりなのでしょう。人権侵害そのものです。このガイドラインは教育センター研修だけですが、今後対象が拡大していくことは明らかです。

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1 コメント

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周り、父兄 (ななし)
2014-10-23 13:52:06
通りすがりでこのブログを拝見しました。
まず第一に、強制というより常識の確認程度の内容ではないでしょうか。教職員も公立であれば歴とした公務員であり、国民に不信感を与えないような服装で臨むべきです。また生徒に教育を行う立場の人間が率先して社会の常識、けじめをつけないような振る舞いを容認することの方がよほど悪影響でしょう。運動会や体育の授業をしている時でもないのにジャージの教師っておかしいのでは?
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