<活動報告>
バンクーバーでは珍しい猛暑の一日でした。前日の天気予報でもかなり暑くなるとのことで、覚悟して行ったけれど、やっぱりやっぱり暑かった。けれどなんだか懐かしい心地の良い蒸し暑さで、何年ぶりかの「滝のような汗」をかきました。顔から体から汗がこぼれ落ちる。。。 ハンカチのいらないバンクーバーに住んでいたらなかなか味わえない貴重な汗かきかきの一日でした。久しぶりに詰まっている汗腺を開いた気分です。
ここはカナダであっちはアメリカだよと4歳の子どもに説明しながら、国境ぎりぎりの道を通ってオレラファームへ。いつもの会のお兄ちゃん、お姉ちゃん達にも会い、それぞれのおこちゃま達が半年でまた一段と成長しているのを感じながら、久々の再会を楽しみました。子ども達はラズベリーそっちのけで、トランポリンに夢中。オレラファームだなあ、2年前の光景がよみがえってきました。
ラズベリーピッキングは2年ぶり、その時は息子も2歳になったばかりのころで全然覚えていませんでした。それでも引っ張ってすぐに抜けないものは駄目だよ、すぐにぽろっととれるものがとってもいいんだよと説明してやるとすぐにこつをつかんだ様子。背の低い利点を生かして、誰も採ってない根の近くでピッキングを楽しんでいました。私は子どもを夫に任せて、ひたすらラズベリーとブロッコリーとスナップピーを黙々ととりました。ピッキングになると何故か取り憑かれたように夢中になってしまいます。
子どもが「ふ~ん、ブロッコリーってこうやって成るんだね~。ふ~ん。面白いね。」と言った時、「そうそう、そうよ。一つ賢くなってくれたわ~。来てよかった~。今日の収穫!」と思いました。スーパーで見る野菜さんたちもこうやって一つ一つ実がなっていることを想像してくれたらなあ。してくれるといいなあ。まあブロッコリーとお豆さんだけでも!
今日は暑いので早めにということで、1時頃には解散となりました。私たち家族はその後他の家族と木陰でお弁当を広げ、半日の成果?を話しました。いつも会に来られている他のご家族とはこういうイベントで一緒にさせていただき、とても心地よい時間を過ごせることができ、大変有り難く貴重な経験をさせていただいています。
帰って早速ラズベリーを冷凍しました。前回はタッパーにそのままごっそりと入れてしまい、出す時につぶれて大失敗だったので、今回は一粒一粒並べ、小分けにしてラップに包み、タッパーに入れて冷凍しました。その後、食後のデザートとして「今日は何粒食べる?」と少しずついただいています。残りの崩れたラズベリーなどは即席ジャムにしました。ブロッコリーもスナップピーもお料理に使いました。軽くゆでて、固いままぼりぼり、ぱりぱり食べました。ベリーも野菜さんも甘くて美味しかった!! 暑くて甘酸っぱい充実した一日でした。
(木下美穂)