間抜けの殻~

汗と涙と育児と料理

真夜中の独り言

2009年09月16日 | 人生旅的途上
大好きだったおばあちゃんは今、


白い布を顔に被せられて眠っている。


胸に氷を抱いて。


キレイにお化粧された顔は、近くでみてもまるで普段通り眠っているみたいだ。



こんなに真近におばあちゃんの顔見るの何年振りだろう?







昔の記憶が次々に甦ってくる・・・・







よく一緒にクッキー作ったな、弟も一緒に。
台所中、粉まみれだった。みんな笑ってた。
あんな楽しい遊びを教えてくれたおばあちゃん。





なんで、寝てるんだろう。













バスに乗って海水浴にも行ったな。









乗り物に弱かった俺は途中で何度も吐いたっけ・・・











山歩きもいっぱいしたね。



スコップ持っていろんなもん持って帰ったっけ。
んで、家に帰ったら玄関先の水道ホースから水ブチまけて泥んこ遊び。












庭で一番でっかい木が、俺が持って帰った種から育てたんだって!?
知らんかったがな。ビックリしたわ。もう。





山遊び、セミ採りカブトムシ。
公園でブルーシート広げてスイカ割りしたんだっけ。
夜はいっつも花火してたな。








いっぱい遊んだよな。






土や木や水、自然との遊びを教えてくれたのは、
実は、おばあちゃんだったの?







今頃になって気が付いた・・・・








もう泣かないって、思ってたけど。
家の片付けしてたら、









思い出も涙も止まらない。











でも、そこにいるのは冷たくなったおばあちゃん。











夏に産まれて夏に死んだのに、冷たくなったおばあちゃん。











まだ、











お別れの準備ができません・・・・・