昨日もイイ天気だった~
前々から行きたいと思ってた羽衣石城へお出かけ。
と言っても、実際行くのは2回目になる。
初めて行ったのは、今から20年くらい前の小学校の遠足だった。
自然遊歩道という名前こそついているものの、
道なき道というか獣道のような道?をひたすら歩いたのが記憶にある。
シンドイ思いをしてようやく辿り着いた山のてっぺんには、
「トタン張りの、貧相なほったて小屋のような建物」があるだけで、
とてもお城と呼べるような代物ではなかった。
ところが昨年、某友人に、城が改築されとても立派になってる!
という話を聞き、それならば是非もう一度足を運ばなくては・・・
というわけで今回は家族3人での山歩きとなった。
行ってみてビックリ!
いつの間にか道路も整備され、広い駐車場とトイレもできてた。
?前からあったかな。記憶に無いけど・・・
最初は子供も登山道の階段を楽しそうに
「いっちに~いっちに~」なんて登っていたけど、
5分もしないうちに、「だっこして~」ときたもんだ。
さすがに13kgをだっこして山道を歩くのはキツい!
案内板には山頂まで徒歩20分と書かれていたが、
たかだか400mの距離(まぁ結構険しい山道だが)を
1時間近くかかって、汗だくになりながら登らされた
しかし歴史ある山だ。見所はいくつかある。
まずは「お茶の水井戸」その昔、天女が水浴びをしたとか・・・・
この井戸にまつわる、
このニュースは記憶に新しい。
そして山の中腹あたりには、天女が舞い降りて踊ったという巨大な岩もある。
現在も大岩の傍には小さな祠が祀られている。
この伝説がもとで、この山は「羽衣石(うえし)山」と名が付いているのだ。
なんとか山頂まで辿り着いて更にビックリ。
おォ~本当に立派な(以前と比べて)お城が建ってる!
それにとっても見晴らしがイイ!
東郷池から日本海まで、遠くは大山まで見渡せる♪
これは登る価値アリだわ。
ただひとつ、城内には入ることができないってのが残念。
入り口には頑丈そうなカンヌキが3本と錆びた鍵が掛けられていた・・・
前のトタン張りの城の時は中に入って遊ぶことができたのに。
さて山を降りる時は登るよりシンドイ。
これは分かっていることだけど、
またしても「だっこして~」で尚更キツい!!
しかも途中で眠りに落ちやがった
(子供は寝ると急に重くなります。体感的に。)
ようやく下までおりた頃にはもう膝ガクガクで腕もブルブルでした。
後から調べてみて面白いことが分かった♪
まず、このお城、正確には「模擬天守閣」というものらしい。
貞治5年(1366年)に南条貞宗が築城し、1600年頃に廃城となったが、
昭和6年に南条氏の子孫が私費で、例のトタン張りの城を再建したのだとか・・・
それでもって、この子孫の方がまた凄い!
こんな歴史は知らなかった!
ちなみに、現在の城は平成2年に町が当時の「ふるさと創生金」で
整備・改築したものらしい。このへんの歴史についても
興味深いもの
(トタン張り当時の写真アリ)もあれば、
笑える話もある。