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■SPECIAL DIARY

2006年10月14日 01時41分21秒 | グルメ


かつて・・・

狼の小部屋には、漢達の壮絶な戦いを記した日記があった。

そびえ立つ山々に挑む彼らの勇姿を、

人々はこう呼び称した・・・










登山家・・・ と・・・











本日のお題 : 登山家

登山家…
1.聳え立つ山々に挑む人のこと。
2.喫茶マウンテン(喫茶店)で聳え立つ甘味やカキ氷に挑む人のこと。

「なぜ登るのか? そこに山があるからさ」


10月某日某、某社の昼休み。
激務の合間の僅かな休憩を満喫する人々。
そんな彼らの話題は、今食べた弁当からおいしい料理屋の話へ。
そしてちょっと変わった料理を出す店の話へと移っていった。

森○氏 「変な料理って言えば、マウンテンって知ってます?」
わたし 「知ってる、ってか食べに行ったことあるよ」
△藤氏 「マウンテンってなんですか?」
わたし 「とっても美味しい料理が食べられる店」
森○氏 「え? そうなんですか? なんか甘いスパゲティとか出るって聞いたけど」
わたし 「そういうのもあるねぇ」
△藤氏 「美味しいんですか?」
わたし 「うん・・・ まぁ・・・ 美味しいのもある」
森○氏 「そうなんだ、今度連れて行ってくださいよ~」
△藤氏 「あ、僕も行ってみたい!」

わたし 「・・・マジデ?」

わたしはかつて、何度も喫茶マウンテンに行き、そして登山をした。
だがそれはもう何年も前の話、まだ若かった頃の至りだ。
今となってはとても食べられたものではないだろう。

だが・・・


行きたいと言う彼らの冒険心を、ないがしろにするのも可愛そうだ。


わたし 「じゃぁ今度、仕事が終わったら行ってみるか?」




数日後・・・


森○氏 「今日、仕事終わったら連れてってくださいよ~」
わたし 「ん? 山か? いいよ、終わったらね」

残務をこなし、片付いた頃には20時を回っていた。
一応、マウンテンは22時までやっているので、充分間に合うだろう。
森○氏、△藤氏を乗せ、一路喫茶マウンテンへと車を走らせる。


~麓到着~



時刻は21時。
闇夜に浮かぶ懐かしい看板。
(一度台風に飛ばされて新調したらしいが、デザインは変わっていない)
ここが、喫茶マウンテンだ。
期待に胸膨らませる2人の新人登山家を引き連れ、入り口へ足を踏み入れていく。

店内は思いの他客が入っていた。
私服の学生もいれば、我々と同じスーツ姿のリーマンもいる。
相変わらず狭い席に座り、さっそくメニューを見て盛り上がる連れの2人。
時間も時間だし、わたしは何か軽めの物でも食べるとしますかね・・・

しばらくして、店員がオーダーを取りにくる。

△藤氏 「えーっと、この、やきピラフ? を」

やきピラフ。
店員に聞くと、どうやら焼きそば風味のピラフらしい。
ピラフ系は結構当たりが多いので無難な選択だ。
だが、無難なだけでは登山家とは呼べないぞ?

森○氏 「俺はこれ、なすトマトスパ

なすトマトスパ。
普通のパスタ屋でも出されてそうなメニューじゃないか。
情けない・・・ 最近の若い者は・・・

森○氏 「あと、甘口バナナスパ

どうやら△藤氏と2人で食べるらしい。
しかし、よりにもよって甘味系最強と云われるバナナスパをチョイスするとは・・・

わたし 「わたしは抹茶小倉スパを」



・・・・・・



何を言っているか、わからねーと思うが
わたしも何を言ったのかわからなかった・・・

店員 「4点になりますが、いいですか?」

オーダーを取り去っていく店員。

森○氏 「抹茶小倉スパとか、すげー」
△藤氏 「やりますね、さすがです」

抗えなかったのだ・・・
己の魂に・・・
頭では違う料理を選んでいたのに、魂の叫びが声になって出てしまったのだ。

そう、やはりわたしは、登山家なのだ!


~そして登山開始~

いきなり運ばれてきたのは・・・



甘口バナナスパ、そして



甘口抹茶小倉スパ。

相変わらず強烈な甘味臭が立ち込めている。
そしてカメラのフラッシュにきらめくパスタのテカリ。
油ギトギトも相変わらずのようだ・・・

森○氏 「うぉ、やべー! なんかやばくないっすか?」
△藤氏 「これ・・・ 食べられないですよ?」

たった一口、バナナスパを食べた彼らは、己の浅はかさに気付いたようだ。
だがそんな彼らに構っている余裕は無い。
料理が運ばれてきた直後から、すでに登山は始まっているのだ。

まずは混ざると危険な生クリームを食べ尽くす!
溶ける前に素早く! できるだけ取り残さず!

次にトッピングの果物と小倉をできるだけパスタから遠ざける!
熱によって味が落ちるのを防ぐのだ!

数年のブランクなどまるで感じさせないフォーク捌き。
頭は忘れていても、体は過去の戦いをしっかりと覚えているようだ。

ここで残りの料理が運ばれてくる。



なすトマトスパ。



やきピラフ。

うーむ、どちらも普通に美味しそうじゃないか・・・
すでにバナナスパに手をつける気が無さそうな彼らは、
普通の(より2倍くらい多い)料理を食べ始めた。

それでは山に来た意味が無いだろう・・・
とは思ったが、まぁいい。
それよりもわたしは目の前の山に集中しなくては・・・

緑色の物体をフォークに絡ませ、口に運ぶ。

・・・

この味、この舌触りこそ戦場よ!

口の中いっぱいに広がる抹茶味(ホット)
懐かしくもあり、そして過去2回の挑戦に破れた苦い味でもある。

森○氏 「どんな味なんすか? ちょっと貰っていいです?」
△藤氏 「あ、僕も食べてみたいです」

控えめに数本だけ取って食べてみる2人。

森○氏 「ん? 美味しいじゃないですか?」
△藤氏 「うん、これならいけそう」
わたし 「初めて食べる奴は必ずそう言うんだ。
本当の恐ろしさは食べつづけることでしか解らないのさ」

確かに、バナナスパに比べれば、抹茶などまだヌルい。
だからといって容易に攻略できるほど、この山は甘く無いのだ!


~山腹にて…~

なすトマト、やきピラフとも着々と減っている。
バナナスパはというと、ほとんど手付かずのまま放置されていた。
一方、抹茶小倉スパは間もなく半分。



やはりパスタが喉を通らなくなってくる。
ここが正念場だ。

しかしなんだ・・・ この違和感・・・
以前の、あの吐き気のする毒素が無い。
それとも、こんなものだったのか・・・?

否!

数年前と比べ、明らかに違う点が1つあった。
無いのだ・・・
あのギトギト油の池が。
皿を傾けるとこぼれるほどにあったあの油。
しかし今は、パスタをテカらせる程度にしか使われていない。
なんと言うことだ・・・
登山家最大の敵、ギトギト油が無いだと?
好敵手と書いて喫茶マウンテンの友と呼んだあのギトギト油が・・・

・・・

これでは・・・
これではまるで、晴天の夏山ではないかっ!
いける! これならば登頂できる!!

わたしは山頂に向け、自分でも信じられない速度で進みつづけた。


~そして山頂~

なすトマトスパは森○氏単独で制覇。
さすがにお腹はいっぱいのようだ。
△藤氏のやきピラフは残り1/5で断念。
一般人には、味はまともでも量がきつい。
バナナスパはやはりほとんど手付かず。
もったいないことを・・・

そして・・・



パスタはすでに制圧、あとは小倉と果物を残すのみ。
というか、これはむしろ制覇後のご褒美。

ついに・・・



喫茶マウンテンの代表的な山。
甘口抹茶小倉スパ単独登頂に成功!
苦節数年、3度目の挑戦にしてついに伝説の山を登りきったのだ!


本日の登山記録…

・甘口抹茶小倉スパ…単独登頂成功!
・甘口バナナスパ…一合目手前で断念
・なすトマトスパ…普通に制覇
・やきピラフ…残り5分の1で断念(口直しに残りはいただきました)




大きな戦いを制し、しばらくは休息の日々をすごせそうだ・・・

森○氏 「あのしるこスパならいけそうだったな~」
△藤氏 「僕も、次はしるこスパいきましょうよ」

お前ら・・・
まだそんな甘いことを・・・

わたし 「言ったな? じゃぁ次は◇野氏も連れて行くか!」




「なぜ登るのか? そこに山があるからさ」



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■カカオ99%

2006年04月26日 19時55分12秒 | グルメ
▼チョコレート効果板 カカオ99% 45g(明治製菓)

まぁ世の中、目新しいものに飛びつくミーハー(死語)な人が多いですが。
わたしはまったく興味無いですね。
だいたい見るからに苦そうじゃないですか。
こんなのわざわざ買う人の気が知れませんよ。






























でもビターなチョコレートは好きなので、66%を買ってきました。






































あまりカカオをナメないほうがいい・・・

■ポーション

2006年03月07日 20時15分36秒 | グルメ
▼FINAL FANTASY®XIIとのコラボレーション商品化 - 「ポーション」3月7日発売! -(SUNTORY)

まぁ世の中、目新しいものに飛びつくミーハー(死語)な人が多いですが。
わたしはまったく興味無いですね。
だいたい見るからにマズそうじゃないですか。
こんなのわざわざ買う人の気が知れませんよ。
























あ あれ~? こんなところにポーションが・・・
いったい誰が置いたんでしょうね?

ま まぁ棄てるのはもったいないし、しょうがないから飲んであげましょう。

臭いからして微妙ですね・・・

ゴキュ ゴキュ ゴキュッ ・・・




・・・




・・・・・・



うはwwwwwwwwwww  マズwwwwwwwwwwwww

ってかこれwwwwwwwなにwwwwwwww

wがとまらねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

wwwwwwwwwwwwwwwwぐはっwwwwwwwwwwwwww


お~きすは100ダメージを受けた
お~きすは意識が朦朧とし始めた

(こ これは毒入り!? 犯人は・・・ 犯人はまさか・・・)



お~きすは力尽きた

■GWその1:MoE以外の何か

2005年05月06日 07時57分29秒 | グルメ
岐阜某所にある更科蕎麦。
ここの蕎麦を食べたら他のどんな蕎麦も食べられなくなるという曰く付きのお店。
前回行った時、常連らしき人が注文していた「スタミナ」なる裏メニューを、今回八神氏が注文。
ベースは基本的にうどんらしいが、蕎麦にもできるとのことで蕎麦で挑戦。

肉は牛肉、緑色のは青菜(?)
白いのはおろし。
蕎麦は冷たく肉はアツアツ。
見た目からして美味しそうである。


で、実際美味しかったそうです。
(わたしは食べてないから判りません)

次回は「きつね丼」を注文してみると言っていました。