それは浮気だ。。。

この仕事、お願いします。
上司がのたまった。。。。
「期限が２週間。しかも初めての仕事では無理です。出来ません。」
はっきり、断ってやった。
「私も手伝いますから！」
元気よく言い放ったが、貴様のどこにそんな余裕があるんだ！
出来るものなら、やってみろ！
月初めの請求書の仕事。来年度の予算策定、それに伴う実行計画書。
おいおい、育児時間貰っている私にすべて押し付けるのかい・・・？
私も社会人だ、会社で働く以上、ベストは尽くそう。。。しかしだ！
出来そうもない量を押し付けるのは、明らかにいじめじゃないか？
もうひとつ、仕事がきたらブチ切れてやるから覚えてろ。。。けっけっけっ。。。

水曜日、進級するリーちゃんの新しいお布団を保育園で用意してくれたので
名前をつけるため、３０分早起きした。保育園の廊下でせっせと縫いつけること
３０分。ぎりぎりセーフで電車に飛び乗って、会社についた。
「すいません。日にちが間違っていました。」
「・・・・・それで？」
「この、仕事もお願いしたら、怒りますか？」
「あたりまえじゃないですかー！！！！！」
とうとう、ブチ切れた怒号が部屋中木霊した。
言いたかないが、私の隣に一人暇な奴がいるだろうーが！
わたしにフラんと、まんべんなく仕事分けろよ！
私にしか出来ない仕事なんて、ないと思うぞ？！
部屋中がおどおど様子を伺っている。ざけんなよ！

とりあえず、気を落ち着かせ、どーにもならんならせめて
仕事がしやすいように、上司に妥協案を説明し
「いいですか？上の了解取ってきてくださいね？今後にも
響くことですから！わかりましたね？！」
散々、喝をいれた。
「わかりました！行ってきます！」
元気に説明に出た上司は、数分後、笑いながら戻ってきた。
「rimoさん！力及びませんでした！」

あんた、馬鹿じゃないの？！

死ぬ気で説明してこんかい！！
この時、”神様、どうかこいつを殺してください”と、祈ったとしても
許してもらえると思うし、罰も当たらないと思う。

家に帰って、ダンナに話すと
「もったいない、祈るなら、りーちゃんのこと祈れよ。
　それは、浮気だぞ！」
と、言われた。。。
がーん！
そうかー、そうだよなー、りーちゃんごめんね！
お母ちゃんが、世の中で一番愛してるのは、りーちゃんだからね！

そして、始まる一週間。。。
頑張れ！私！
負けるな！ファイト！