両親の打算

それは、親戚の家に遊びに行った時のこと。
２歳年上のいとこの「あんぱんまんのキーボード」が
とても気に入ったらしく、帰ろうとしても掴んで離さなかった。
「りーちゃんが、そんなに気に入ったなら・・・」と
おばあちゃん（旦那の母親）が買いに連れていったくれた。
売り場には、たくさんのおもちゃで溢れかえっていたが
さすがにあんぱんまんは別格！
ひと列すべてコーナーになるほどである。
「ああ、これですよ～」
と、目的のキーボードを見つけ値段をみると・・・・１万円。
って、おい！高すぎやしねーか？！
子供のおもちゃだぞ？
よくよく見ると、それ相応の機能は充実しているが
りーたんには、早すぎる。。。。
「プリキュアなら、半額だぞ。」と、ダンナ。
た、確かに。でも、りーちゃんに”プリキュア”はわからんだろー
両親が、秋葉原のジャンクで拾った千円のMP3で音楽聴いてるのに。。。（泣）
「いいじゃないの」と、義母が買ってくれた。

家に帰って、早速組み立ててやると、大喜びのりーちゃん。
叩いて鳴らして、叫んで、踊って・・・アンパンマン掴んで振り回す・・・・！！！！
壊れるー！やーめーて～！！！！
「うきゃー＾＾」
ゴジラと化した娘を止めることは、すでに出来ない。
やっと、とりあげて考えた。
「もう少し、大きくなるまでしまっておこう・・・・」
そう言えば、親戚の家のキーボードは、人形が一個足りなかったな。
おもちゃは使うものだが。。。。
大事に使ってほしいな～

いそいそ、倉庫にしまう母であった（笑）