この日は、朝から、全員で研究室に詰めて、卒論の最終仕上げとなった。
共著型の論文なので、書式や表現等の統一が必要になる。みなノート型パソコンを持ち込んで、疑問点を話し合い、一つひとつ決めていった。
途中、にしゆいちゃんが泣きそうになった。それをなっちゃんが、だいじょぶ、だいじょぶと励ますなど、連帯感満載の卒論最終仕上げとなった。
こんなに一体感、連帯感がでたゼミは初めてである。私にとっても、忘れがたいゼミとなった。
普通ならゼミは、この日で終わりであるが、松下ゼミは卒業の日まで続く。後は、今井さんとやっている報告書のまとめと最終ゼミ合宿である。