茅ヶ崎、寒川の合同研究3回目である。
研究テーマは、「地域コミュニティの有償事業」。地域コミュニティを活性化するためには、いくつかの誘因(インセンティブ)があるが、このうち経済的誘因に注目した研究である。ここでもほとんど先行調査がないが、全国から事例を集め、研究している。
第3回目は、有償事業を進めるにあたっての課題のうち、組織形態、税の問題等を取りあげた。ボランティアと税の問題は流山裁判が有名であるが、とても難しい。法律的な難しさと同時に、ボランティアと税は、ミスマッチなのか、それとも決して矛盾するものではないといった基本的なところから意見が分かれる。
ここでも試行錯誤ながら、みんなで一生懸命考えている。
茅ヶ崎市といえば、もとゼミ生のK.Sかぁであるが、前回、帰りがけに職場に寄ったとき、私は相当怪しいおじさんに見えたらしい。行ったとき、たまたまK.Sが仕事の話をしているのが見えたので、声をかけようか窓口でもじもじしていたのが、まずいけなかったらしい。私は、マスクをし、どこかおどおどしていた。
そんな私を見て、窓口のおばちゃんが、「何かご用ですか」と親切に声をかけてくれた。その時、私はうかつにも、思わず「あそこにいるかわいい娘を呼んでください」と言ってしまったのだった。そのときのおばちゃんの困惑した顔を見たとき、私は完全に怪しい人だと思われたのだと明確に自覚した。
そんないきさつで、K.Sかぁから、「せんせー、来るときは、堂々として来てください」と言われたので、この日は、できる限り虚勢を張って、K.Sかぁの職場を訪ねたのだった。
ちなみにお昼は、研修担当のYさんと3人で、落ち着いたお店で食事をした。話題は、私の役所時代の海外出張の話であるが、面白い話であるが、昔だからの言える話なので、ここには書くことはできない。