松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆Web審議会の論点(まとめ・随時追加)

2021-02-26 | Withコロナまちづくり
 Web審議会が増えてきた。整理しておくべき論点も多い。手続き、運用など、整理が必要。まだ途中。

 1.審議会の原則-リアルかオンラインか
 ・現在は、オンラインは補完的、緊急避難的な位置づけであるが、デジタル化の動向の中で、原則も揺らいでくる。オンラインを原則にし、会わなければ行けない場合をリアルにすると、何か問題があるだろうか
 ・これまでの事務連絡、説明会的な多くの会議は、オンラインに変わっていくだろう。他方、深い議論や知恵を出し合う議論、空気感を共有した方が良い会議についてはリアルの会議のほうがいいので、切り分けていくことになる。
 ・これは、オンライン会議の練度とも関連するので、オンラインではできないという、画一的なものではない。

 2.オンライン会議の良さと課題
(良さ)
 ・参加のしやすさ 参加する側からは、時間の効率的利用は大きい。だから参加しやすい。
 ・日程調整の容易さ
 ・準備する側は、随分と楽になるようだ(日程調整、会場設営、議事録整理その他)
    場所への移動と、そのための支度
    打ち合わせ会議室の確保。割と手間がかかる
    資料の印刷
      打ち合わせに入る前に数時間の準備時間を要する
 ・費用の削減
   交通費、時には会場費
 ・レコーディングの効果
   Web会議では会議の様子をレコーディングすることができるため、空気感と一緒に、見直すことが出来る。不参加メンバーも臨場感を持って知ることができる。説明する必要がない。
 ・出席者の発言が、だらだらと発言することが少なくなり、締まった議論ができる
 ・これは、会議の場合は、緊張し、話がどんどん展開してしまう場合があるが、自宅ならば、おちついて、話事ができるからだろうか。そういえば、大坂が、就活面接で対面では緊張してうまくできなかったが、オンライン面接は、普通の力が出たといっていた。
(課題)
 ・オンラインができない、環境条件がないという人もいる
 ・オンライン環境の問題であるが、発言が、よく聞き取れない時がある。「画面が止まる」「音が途切れて聞こえる」といっ た問題もおこる。不慣れのため、画面が消えたまま、直せない。
 ・機械操作に注力して、肝心の議論のほうが疎かになる
 ・空気感が伝わらない。つまり、会の運営をうまく差配しているか、よくわからない。
 ・よし、みんなでやるぞ的な盛り上がりに書けるように思う。

 3.会議成立の前提条件
 ・リアルの会議のように、他の委員の顔や声が、リアルに見えること(チャットでの参加では、成立したとは言えない)
 ・オンラインができない場合は、別途、リアル参加者用の会場を作り、参加の実質を整えること。二元中継でやる。
 ・資料が事前に配布され、また、会議の途中でみえること。事前に送付するか、それを打ち出して見るのが現実的。少人数で練度が高ければ、画面共有でできるだろう。

 4.発言
 ・マイクの消音(ミュート)をしておき、発言者のみ、オフにするという運用で、勝手にしゃべるということがない。
 ・誰が手を上げているのか、わかりにくい。なれの問題か。私のレットノートが、小さすぎるのか。この前の多摩市では事務局のグッドサポートがあった。
 ・確かに、話は簡潔になる。
 ・この前の会議では、発言しにくいということはなかったということであるが、詳細に検討していくべきだろう。

 5.傍聴
 ・今の多くの運用は、会場のスクリーンでみてもらう方式を採用している
 ・オンライン傍聴を認めれば、今より圧倒的に多くの人にみてもらえる。空気感も伝わる。
 ・普通、傍聴では、撮影、録音、録画がだめとされているので、その関係を整理。
 ・オンライン傍聴が認められると、現実には、萎縮等がおこり、身のある議論ができなくなるという心配。切り取られて、拡散する心配もある。市民にとっては、きついだろう。自分が、委員になって、それをオンラインで公開されているという自分ごととして考えると、よく分かると思う。市民委員の引き受け手も、ぐっと減るだろう。これが一番難しいかな。
 ・数日おいて、情報をリリースするというやり方もあるも現実的だろう。不穏当発言を削除して、そのまま流す。
 ・誰が発言したか、わからないような撮影方法、放送方法もあるのか(zoomでは発言者はサインが出るが、その場面をカットするような・・・。技術的にはよくわからない)
 ・審議会で、どの傍聴方法を取るかを決めるということになる。この委員会は、同時進行のオンライン傍聴を認める

 6.Web会議運営規則の制定

 7.ある人の意見(参考になる) オンラインと会場の混合方式
・市役所のTV会議システムがマイクONの状態だと、他の方の発言がハウリングして聞こえづらい状態になる。これはいつも感じる
  →参加者は何が原因かわからない上に、議題と直接関係ないことはなかなか発言しにくい。私は、すぐに言うようにしているが、うざいと思われているのだろう。
  →これは、事務局の方がコントロールしやすい。
  →事務局の誰かが、他のPCやiPad等でモニタリングして、聞こえ方や映り方を確認した方が良い。
 
・オンライン参加がメインで、会議室参加が銃になると思うが、できるかぎりWEBで参加してもらう方法を考えてみたらどうか。
  →例えば、会議室から参加した人のために、iPadを貸し出してそれぞれオンライン参加してもらうなど。
  →その場で、スマホにzoomをダダウンロードしてあげて、会場で、操作方法を教わりながら、徐々に覚えていく方法もあるだろう。

・会議室から参加した方が発言するタイミングが難しいように感じる。
・Webexの挙手機能は多少気づきにくいのと、会議室の方が発言するタイミングを失ってしまうので、工夫が必要である。

・議長の他に、サポートの司会進行を置くことも有用に思う。

 
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