【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第143回
『おのが身は有無の湊(みなと)の渡し船 ゆくも帰るも風にまかせて』(二宮尊徳)
これは、日本の偉大な教育者であられた二宮尊徳の生き様を表現し
二宮尊徳に関しては、今回は、あえて詳細は割愛いたしますが、
日
下記は、以前に投稿し
第106回「積小為大」(二宮尊徳)
意味合いとしては、
有無の湊(みなと)とは、生から死への港を意味し、
人生とは、ま
その往来は、風という天意に
というような意味合いになります。
自分という「自」には、二種類の読み方があります。
自(みずか)ら、自(おのずか)らという読み方です。
自分で自分の意思で選んだともいえる人生ですし。
ある意味では、
様々な流れやご縁の中で、運ばれるかのようにたどり着いた人生で
「一切全託」
という心境は、すべて人生でやるべき事をやり切った人がたどり着
二宮尊徳のように、天命に従って生きられるように
人生をより丁寧に
参考文献
『二宮尊徳一日一言』寺田一清著 致知出版社
明治神宮