【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第128回
『食足世平』(安藤百福)
(しょくそくせへい)
誰もが一度は食べたことがある、カップヌードル、チキンラーメン
日清食品創業者の安藤百福さんの造語でもあります。
「食足世平」(食が足りてこそ人は心安らかになる)。
この四文字は、安藤百福さんが日清食品25周年を迎える際に、
自
まさに、この想いや理念が、日清食の企業理念のど真ん中にすえら
安藤さんは、カップヌードルを開発し、即席食品を地球食とし、
世
日本でも世界的に
「いつも心の窓を開けておけ。するとほかの人には見えないものま
ということばが、自著の中でも紹介されています。
常に、どこにヒントがあるかわからないから、いつもアンテナを張
注意深く観察をしなさいよというメッセージのようにも感じま
安藤さんご自身の人生としては、日本が統治していた時代の台湾で
終戦後日本に引き揚げてこられ、食べることが大変な時代を経験されて
そして、事業においてもいろいろとあり、
投獄された経験などもあ
この発明に繋がっているだと本を読む
本当に創業者の話は面白いですね。特に安藤さんは、食の文化を作
地球食、今では宇宙食などの開発にも関わるような企業や商品を作
ということは、日本人の発想力や、構想力、粘り強さを、
世界に証
ここから沢山の事を学んでいきたい
参考資料
『転んでもただでは起きるな!』 安藤百福発明記念館編 中公文庫