tea bowl blues

益子の陶芸家、太田幸博
のやきものとbluesのある日

師匠に教わる

2009-01-26 00:35:20 | Weblog
私の焼き物の師匠の家と私の家は近い。
以前はよく訪ねて行っていたのですが、
雑用が多くなり2年ぐらいご無沙汰してました。

誰からもツーヤンという愛称で呼ばれている師匠は(弟子も先生と呼ばない)
犬の散歩で私の家の前を通るので、最近はここで立ち話をする事が
多くなりました。

昨年、益子のツーヤンの個展を久しぶりに見たら
何ともユニークな作りをした湯呑があり、気になっていたので
どうやって作っているのか訊ねたら
さっそく私のロクロで挽いて見せてくれました。

面取りの湯呑なのですがロクロの上でほとんど完成していて、
高台は後でちょっと削るだけに仕上がっています。
面取りの形状が曲線でユニークなのでどうやったのか
実地に見せてもらって良く判りました。

独立してから実に24年ぶりにロクロを教わり
久しぶりにツーヤンの細工場に通っていた頃を思い出して
新鮮な気分になりました。
師匠はいつまでもありがたい存在です。


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2 コメント

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Unknown (kyoko5346)
2009-01-30 21:39:11
師匠が近くにいらっしゃってうらやましいです。
面取りの方法、写真で拝見してもさっぱり分りませんが、荒削りの雰囲気ですね。
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Unknown (oota555jp)
2009-01-31 22:30:48
写真ではよく判らないんですけど、大概、直線的な
面しか取っていないんですが、これは下が少し膨れて
いて面が湾曲しているんです。実際面取りしてみると
湾曲した面って作るの難しいんですよ。
今度作ってお見せします。
返信する

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