4月12日に投開票される名古屋市議選の事前審査が20日始まり、市選挙管理委員会は戸籍上は男性となっている立候補予定者の性別を女性として受理した。
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同市議選では初めて、戸籍と異なる性別での立候補になる見通し。
この候補者は中区選挙区(定数3)に政治団体「無所属の会」から出馬する安間優希氏(45)。
性同一性障害で38歳から女性として生きていくことを決め、性的少数者を支援するNPO法人代表理事などとして活動している。
市選管は、女性として受理をしたことについて性別は公職選挙法上の届け出の必須事項になっていないことを踏まえて判断したと説明。
担当者は「基本姿勢として戸籍通りというのはあるが、法律で定められた事柄ではなく拒否することはできない」と話した。
一方、総務省に対して届け出人数や当選人数を報告する際は、戸籍上の男性として報告する方針という。
安間氏は本紙の取材に対して、「女性として生活しているので女性で届け出をするのは当然のこと。
私が立候補することで、性別のあり方について考える契機になれば」と話している。
2015年03月21日
11時34分
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