tyoi÷baaba

日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

2011年03月07日 | 木鶏
   致知・2月号を読んでいる。
   「水ビジネス」という文字に心が動いて捲ってみる。

   「東京水道」というのがあるらしい。(東京水道株式会社
   中心人物が副知事の猪瀬直樹氏。
   アジア5カ国に水道の「インフラおよびシステム」を一つのパッケージで売る。

   水ビジネスは2025年には百兆円の巨大市場に成長するらしい。
   日本の技術、システムは世界最高峰なのでブランド化して世界に売り込む。

   WHO基準では水道水が飲めるのは、193カ国のうち11カ国と言われている。
   東京はダム~浄水場~5段階ろ過~オゾン(塩素ではない)
   毛細血管のように張り巡らされた大小の鉄管。漏水率は3%。

   「水運用センター」=NASAのように都の配水すべてをコンピューターで管理。

   今まで日本企業は下請けに甘んじていた。
   どんなに個々の技術が高くても、水源から蛇口まで維持管理するシステムがないと
   下請けに終わってしまう。

   日本の水道は自治体が経営→東京水道局はノウハウがある→日本企業の収益も上がる。

   などなど興味深い内容。ワクワクする。

   猪瀬氏がなぜこのような発想ができるのかという質問に「作家だから」と。
   
   あれがダメ、これがダメ。政治家の悪口を言って溜飲を下げているだけではないか。
   国力とは民度をあげること。
   ビジネスマンなら、公務員なら、エンジニアなら、男なら、女なら、それぞれができることを
   提案して実行する。

   そのためには母国語がきちんと使えることが基礎。
   読書が必要。素読や暗誦も必要。

   都庁では4月から新規採用全員に言語研修を受けてもらう。
   都の職員は地方公務員ではない。首都公務員だ。120点を目指した仕事をせよ。

   水事業ミッション団はアジア各国に貢献して、「日本、ここにあり」という存在感を
   示し、世界に冠たる「水ビジネス大国」「インフラ産業大国」と東京都が先導していく。と。

   小さな文字でびっしり4ページ。一気に読んだ。
   土曜日の「ダンボっち講座」と繋がる。




   

最新の画像もっと見る

コメントを投稿