昨日、お昼過ぎに見知らぬ女性がお店に入ってきました。
この辺りの方ではないなぁ・・・と思ってたのですが僕は手がつまってたのでよしぼーさんが応対に出てくれました。
一言、二言、言葉を交わしたあとよしぼーさんが僕の所に来て「あの方が電車賃を貸してくれないか?って仰ってるんですが・・」と困惑した表情。
年末になると一人、二人、この様な方がお見えになるのですが非常に困ってしまいました。
よく拝見させて頂くと自分の母親ぐらいの年代の方でしょうか。
沢山の荷物を背負ってらっしゃいました。
いつもはお断りさせて頂くのですが何か自分の親ぐらいの年代の方だと思うと。。。
一瞬財布から出そうかな?とも思ったのですがやっぱり丁重にお断りさせて頂きました。
でも無碍に返してしまうのもなー・・・と思ったので「交番のお巡りさん呼びましょうか?その方からおかりになったらいかがですか?」と言ったら
無言でお店を出ていかれました。
以前、交番でお勤めの方からこの様なお話を聞いたものですから「借して頂けるんじゃないか?」と思ったんです・・・
暫く後ろから見送ってたのですがお客様にお待ちいただいてたので戻りました。
事の一部始終を見てらっしゃったそのお客様が「もし浮浪者の人だったら役場に行けばある程度のお金を借してもらえるよ」と教えて頂きました。
「そのかわり自分の事ホームレスとかを浮浪者って言わないといけないんだけど・・・」との事でした。
そんなの初めて聞いたのでびっくりしました。
追いかけてそのお話をお伝えしようか(でもこれもこんな事をお伝えするのも失礼な話なんでしょうか・・・・)と思ったのですがもう既に姿は見えず。
何か昨日は切なかったっす。
どうも自分の親ぐらいの年代の人には色々と弱いです・・・