えー突然ですが、巷ではつり銭詐欺が横行しているようです。
今日の記事はこんなん。
両替繰り返し現金詐取 : コンビニ店員の混乱誘う 37歳男逮捕・千葉県警
コンビニで両替を繰り返し、店員を混乱させて現金をだまし取ったとして、千葉県警佐倉署は23日夜、詐欺の疑いで37歳男を逮捕した。
「生活費欲しさにやった。ほかにも数件やった」と容疑を認めているという。
調べでは、男は19日午後7時50分ごろ、東京都葛飾区のコンビニで、アルバイトの女性店員(15)に1万円札を5000円札や1000円札に両替するよう計3回依頼。
さらに5000円札の下に1000円札10枚を置いて2万円あるように見せ掛け、再び1万円札2枚に両替させる手口を2度繰り返し、計1万円をだまし取った疑い。
これらの注意を促す記事をみつけたのでちょっと掘り下げてみました。
よくコンビニのレジに、「両替お断り」の札がでています。
もちろん偽造通貨防止のためでもありますが、つり銭詐欺対策でもあるそうです。
店員さんがレジのマグネットにお金を挟んだり、「一万円入りまーす」と言ったりするのも、それもまた釣銭詐欺対策だったりするそうです。
以下、関連記事より
「時そば」という有名な落語があります。
あれは聴衆の誰もがあの「詐欺」の手口が理解できないと笑ってもらえないので、とてもわかりやすく話されます。
ところが単純な足し算・引き算や等価交換をしているだけのお金の話であっても、いとも簡単にだまされるということがあるので気をつけないといけません。
有名な例ですが、2つほど挙げます。
<お釣りの問題>
3人の友人が旅館に泊まり、それぞれ1万円ずつ、あわせて3万円支払いました。
三人は相部屋を希望したので、旅館の主は5千円を払い戻すようにと部屋係に渡しました。
しかし部屋係は2千円をくすねてしまい、客に千円ずつしか返しませんでした。
こうして3人は9千円ずつ、あわせて2万7千円支払いましたが、これに部屋係がくすねた2000円を足しても2万9千円にしかなりません。
残りの1000円はどこに消えたのでしょうか?
<両替詐欺の問題>
ある男が350円の買い物をしました。男は5千円札を出したので、お釣りを4千と650円返しました。
男は小銭をポケットにしまうと、もう1枚千円札を取り出して、この千円札5枚を5千円札に両替してもらえないだろうか、と言いました。
そこでさっき受け取った5千円札を取り出すと、男はすかさず「その5千円札と、手元の千円札5枚のかわりに1万円札にしてくれ」と言いました。
うっかり言われたとおり1万円を渡してしまうと、いくら損することになるでしょう?
この例の場合は、男が実際に払ったお金は、最初の5千円札と後で取り出した千円札だけです。
それに対して受け取ろうとしているのは350円の品物と650円の小銭と1万円札です。
すでにお店のものになった5千円札を、あたかも自分のものであるかのように誤解させて、それを両替に使おうという手口です。
そして「ときそば」とは、こんな落語です。
<時そば(うどん)>
この落語は皆さんご存知と思います。今では流しの屋台そばと言うとだいたい中華そばですが、昔は「そば」または「うどん」だったそうです。
この噺の時代での時刻の呼び方を理解しないと面白みが半減します。
昔、二八そばとか夜鷹そばとか言って、往来を流しして売っていた頃のお噺。
そば屋を呼び止めて、さんざんそば屋におせいじを言って、代金を払う時に、
「いくらだ、十六文か、それじゃ、銭がこまかいよ
1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、
「今なんどきだ」
「はい 9つで・・・・」
「とぉ、11、12、・・・・・・・はい16文」
と、うまく一文ごまかしてしまった。
それを見ていた少し足りない男が自分もやってみようと、細かい銭を用意して今か今かとそば屋を待っていた。前日と違うそば屋が来たが、お世辞を言おうとしたが、まずくて汚く誉めるところがない。勘定になって、前日の男と同じように
「いくらだ、十六文か、それじゃ、銭がこまかいよ
1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ」
「今なんどきだ」
「はい 4つで・・・・」
「5つ、6つ、7つ、・・・・・・・・・・」
これは、笑えました。
と、以上のようなお話が気になったので記事にしてみました。
上記の<お釣りの問題>が不思議でならないきなこでした。
そうそう私、海外旅行をした際に、とある国のとある空港の両替窓口で被害にあったことあります。
空港の窓口といえど決して安心できる場所ではありません。
それ以降、人を信用してはいけないと、例え時間がかかってもじっくりと確認するようになりました。
その時の被害額といったら結構な額でしたので…。トホホホ…。
この他にも、色々と実に巧妙な手口の詐欺の記事がありました。
気をつけないといけないですね。
今日の記事はこんなん。
両替繰り返し現金詐取 : コンビニ店員の混乱誘う 37歳男逮捕・千葉県警
コンビニで両替を繰り返し、店員を混乱させて現金をだまし取ったとして、千葉県警佐倉署は23日夜、詐欺の疑いで37歳男を逮捕した。
「生活費欲しさにやった。ほかにも数件やった」と容疑を認めているという。
調べでは、男は19日午後7時50分ごろ、東京都葛飾区のコンビニで、アルバイトの女性店員(15)に1万円札を5000円札や1000円札に両替するよう計3回依頼。
さらに5000円札の下に1000円札10枚を置いて2万円あるように見せ掛け、再び1万円札2枚に両替させる手口を2度繰り返し、計1万円をだまし取った疑い。
これらの注意を促す記事をみつけたのでちょっと掘り下げてみました。
よくコンビニのレジに、「両替お断り」の札がでています。
もちろん偽造通貨防止のためでもありますが、つり銭詐欺対策でもあるそうです。
店員さんがレジのマグネットにお金を挟んだり、「一万円入りまーす」と言ったりするのも、それもまた釣銭詐欺対策だったりするそうです。
以下、関連記事より
「時そば」という有名な落語があります。
あれは聴衆の誰もがあの「詐欺」の手口が理解できないと笑ってもらえないので、とてもわかりやすく話されます。
ところが単純な足し算・引き算や等価交換をしているだけのお金の話であっても、いとも簡単にだまされるということがあるので気をつけないといけません。
有名な例ですが、2つほど挙げます。
<お釣りの問題>
3人の友人が旅館に泊まり、それぞれ1万円ずつ、あわせて3万円支払いました。
三人は相部屋を希望したので、旅館の主は5千円を払い戻すようにと部屋係に渡しました。
しかし部屋係は2千円をくすねてしまい、客に千円ずつしか返しませんでした。
こうして3人は9千円ずつ、あわせて2万7千円支払いましたが、これに部屋係がくすねた2000円を足しても2万9千円にしかなりません。
残りの1000円はどこに消えたのでしょうか?
<両替詐欺の問題>
ある男が350円の買い物をしました。男は5千円札を出したので、お釣りを4千と650円返しました。
男は小銭をポケットにしまうと、もう1枚千円札を取り出して、この千円札5枚を5千円札に両替してもらえないだろうか、と言いました。
そこでさっき受け取った5千円札を取り出すと、男はすかさず「その5千円札と、手元の千円札5枚のかわりに1万円札にしてくれ」と言いました。
うっかり言われたとおり1万円を渡してしまうと、いくら損することになるでしょう?
この例の場合は、男が実際に払ったお金は、最初の5千円札と後で取り出した千円札だけです。
それに対して受け取ろうとしているのは350円の品物と650円の小銭と1万円札です。
すでにお店のものになった5千円札を、あたかも自分のものであるかのように誤解させて、それを両替に使おうという手口です。
そして「ときそば」とは、こんな落語です。
<時そば(うどん)>
この落語は皆さんご存知と思います。今では流しの屋台そばと言うとだいたい中華そばですが、昔は「そば」または「うどん」だったそうです。
この噺の時代での時刻の呼び方を理解しないと面白みが半減します。
昔、二八そばとか夜鷹そばとか言って、往来を流しして売っていた頃のお噺。
そば屋を呼び止めて、さんざんそば屋におせいじを言って、代金を払う時に、
「いくらだ、十六文か、それじゃ、銭がこまかいよ
1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、
「今なんどきだ」
「はい 9つで・・・・」
「とぉ、11、12、・・・・・・・はい16文」
と、うまく一文ごまかしてしまった。
それを見ていた少し足りない男が自分もやってみようと、細かい銭を用意して今か今かとそば屋を待っていた。前日と違うそば屋が来たが、お世辞を言おうとしたが、まずくて汚く誉めるところがない。勘定になって、前日の男と同じように
「いくらだ、十六文か、それじゃ、銭がこまかいよ
1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ」
「今なんどきだ」
「はい 4つで・・・・」
「5つ、6つ、7つ、・・・・・・・・・・」
これは、笑えました。
と、以上のようなお話が気になったので記事にしてみました。
上記の<お釣りの問題>が不思議でならないきなこでした。
そうそう私、海外旅行をした際に、とある国のとある空港の両替窓口で被害にあったことあります。
空港の窓口といえど決して安心できる場所ではありません。
それ以降、人を信用してはいけないと、例え時間がかかってもじっくりと確認するようになりました。
その時の被害額といったら結構な額でしたので…。トホホホ…。
この他にも、色々と実に巧妙な手口の詐欺の記事がありました。
気をつけないといけないですね。
人間の誤解、錯覚につけ込んだ単純な手口だけど、ついつい騙されてしまうのでしょうね
で、旅館のお話し・・・
1,000円はどこにも消えていません。
>3人は9千円ずつ、あわせて2万7千円支払いましたが・・・
ここで騙されてるんじゃないかしら?
だってすでに30,000円支払って、3,000円戻ってきただけのことでしょう?
部屋係りがくすねた2,000円はひっかけだな!
…と、自信をもって答えたけど間違っていたらどうしよう
落語の「時そば」は何度か聞いてオチがわかっているけど笑えます
そ、そ、そうよね?
あれ?私何に騙されちゃったのかしら?
(も一度記事を読んでみる)
やっぱり1,000円足らない…。
えーっ?!私って本当にお馬鹿なの?>本当だよっ!
私、ぜーったい騙されるタイプだわ…。
では視点を変えて、3人で27,000円払いました。
部屋係りが2,000円ネコババしました。
旅館側には25,000円の入金です=30,000円から5,000円の払い戻しと同額!
部屋係りは、5,000円戻しても3人で割れないから2,000円ネコババしたのよ…親切心?
つり銭、ずーっと悩んでましたよ。バレバレね…。
>では視点を変えて、3人で27,000円払いました。
>部屋係りが2,000円ネコババしました。
>旅館側には25,000円の入金です=30,000円から5,000円の払い戻しと同額
ほ、ほ、本当だわ。
なんてわかり易い説明なんでしょう。
うんうん、これなら納得いきます。
もう大丈夫、騙されませんともっ!
おそらく、きっと、たぶん…。
わからなくなったら連絡するね。また教えてね。
何事、視点を変える事が大切なんですね。
私の場合、くれぐれも戻さないようにしなきゃ。視点…。
危ないよね?心配でしょ?守ってね♪