45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

カーキのジャケットの着こなし(秋冬編)

2013-12-23 03:29:29 | まとめ
カーキのジャケット。テーラードジャケット以外にもミリタリージャケット、フィールドジャケットのほかダウンジャケットやモッズコートとしてもよく使われる色です。冬の代表色と言ってもいいほどの色ですが、意外と合う色は限られています。また一口にカーキといっても赤寄りの焦げ茶と見分けがつかないものから緑寄りのものまで、さらにはダークグレーのように暗いカーキから黄緑に近い明るいカーキまでその範囲は広いです。



まず、左から。オフホワイトのフィッシャーマンズセーター。これにちょっと明るめのデニムパンツをあわせたら完璧なコーデです。小細工がいらない色の対比が綺麗な着こなし。暗くくすんだカーキのような色は明るい色で引き立ちますが、相手を選ぶ。白、グレー、ブルー、キャメルあたりに限られます。
二番目は、インナーとパンツを無彩色でそろえ、グレーをともに明るくすることでカーキの色の個性を引き立てる着こなし。地味ですがジャケットの質感が際立つコーデです。
3つめは、インナーにキャメルをもってきてデニムのブルーと対比させています。キャメルや柿色はカーキとよく合います。一方パンツのネイビーもカーキと甲相性。三つがいいバランスでかみ合ったコーデです。
右端は、白いカットソーまたはセーターにアイスブルーのデニムを穿いて、カーキを羽織った着こなし。


左端は、カーキが明るくなった場合。ライトベージュのパンツと合わせます。コントラストを出さずにソフトな雰囲気になります。
左から二番目はライトグレーのインナーにやや濃いめのデニムを穿いて、キャメルのカーディガンかジレを着たコーデ。アウターがカーキならキャメルのジャケットという想定もありです。上段の右から2番目のコーデと同じくカーキに合う色を集めた着こなし。
右から2番目は、インナーとパンツをブルーのグラデーションでまとめてカーキで包んだスタイリッシュな着こなし。インナーはダンガリーシャツ、ジージャン、リジッドデニムというくどいコーデをカーキがうまくまとめてくれます。
右端はパンツをグレーデニムして、消えた色をニットで添えた形。ニットの色は暗すぎないように注意。


パンツとジャケットをカーキの濃淡で着こなすのなら、インナーは黒にして挿し色に、ネイビーに近い色のパープルを使います。ストールかパーカーが使いやすいでしょう。
デニムに白シャツというコーデで深緑のジレを着て黄土色のマフラーを巻きます。上半身がカーキの親戚筋が集まった感じで賑やかになり、下半身のブルーデニムが引き立つ感じです。
リジッドデニムに黒いインナーだと全体が暗くなりすぎるので、明るいグレーのパーカーを着ましょう。前開きなら閉めないで縦線を通して着るほうがカッコいいです。
右端は、暗めのグレーデニムに黒のインナー。ネイビーのマフラーをアクセントに。
ジレやパーカーやマフラーを加えるだけで、これだけ多彩な着こなしができるカーキのジャケット。やはり冬の定番カラーだけのことはありますね。


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